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2016年08月25日

川床から大文字のはずが…

8月16日 今年は、休日が大文字送り火と重なる久しぶりの年ということで、早くに鴨川の床を予約していました。12-129.jpg
河久さんにおじゃましました。12-128.jpg
アオサギもやってきました。12-126.jpg
お刺身を一つ二つ、口にしたところへ、ぽたっと一滴、頭上から!大粒の雨の気配に急遽、室内にテーブルごと移動。12-127.jpg
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大した事もなさそうなので、点火までに止めばいいね~などと話していましたが。12-123.jpg
一旦は止んだ模様でしたが、再び降り始めて本降り、キャンセルされた御席が撤去されて、室内はゆったり。12-122.jpg
いい塩梅12-121.jpg12-120.jpg
この右手あたりに浮かび上るはずが、時間になっても・・・。12-117.jpg
こんな送り火を体験したのは初めてではないでしょうか?だいぶ遅れてわずかに浮かんだ大の字でしたが、コンパクトカメラでは撮影不可状態でした。12-119.jpg
大の字を、持ち込んだ盃に写して飲むはずが、それも叶わず、滋賀からいらしたという御席の方々と回し飲み。それはそれで、記憶に残る送り火になりました。12-118.jpg
デザートは即行、食べてしまって、写真なし。送り火は、この日の着物でご覧ください。12-116.jpg
翌日、録画しておいたNHKの放送で、送り火鑑賞が出来ました。雨の中、皆さん頑張ってらしたんですね~。高さのある右大文字以外は見えたようで、一安心。送り火が見えないと、帰り道に迷ってしまいますものね。

2015年04月12日

2015 京の桜 お弁当タイム

4月6日 妙蓮寺から自宅へ。どこかで毛氈を広げて、お弁当の予定でしたが、この小雨チラつく中では、適当な場所の確保が難しそうなので、自宅の和室で、食べる事にしました。11-074.jpg
枝垂れ桜の訪問着を飾って、掛軸は、業平の「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」です。11-073.jpg
今年は手作りの松花堂弁当にしてみました。11-076.jpg
大根を桜型で抜き、少し甘くした梅酢に漬けたものを散らしてみました。ちょっと写真では見えていませんが、フラットに切っただけではいまいちなので、ビューラーの横についていたジャガイモの芽をくり抜く部分を使い、花びらに丸みを付けてみたら、いい感じでした。三つ葉を買い忘れたので、お澄ましの色味が悪いのが残念でしたが、まあ素人ですから、こんなもんで。11-075.jpg
食後は、たち吉さんの桜の湯呑茶碗に一保堂さんの煎茶「芳泉」、京をどりの菓子皿に虎屋さんの京都限定菓子「花醍醐」にしてみました。紅色のそぼろで京都産の黒豆を使った羊羹をはさみ、春の京都の華やいだ雰囲気を表わしたお菓子という説明書きでした。満腹、満福。

2014年04月29日

昭和の日

今日は、昭和の日という事で、昔懐かしいお菓子を食べてみました。
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あたり前田のクラッカー
『てなもんや三度笠』というコメディ番組の中で宣伝されていて、よく食べたものです。懐かしい昭和の味です。

2014年02月01日

桂飴

江戸時代初期に創業した京都市西京区の飴店「桂飴本家 養老亭」が、昨年末で閉店し、357年の歴史にピリオドを打ちました。
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水飴を原料にした「桂飴(かつらあめ)」を昔ながらの製法にこだわって作って来られたそうですが、12代目店主・遠山隆夫さんは体力的に難しいという事で、閉店を決意されたとか。継承の申し出もあったようですが、断られたようです。

かつらあめの由来は古く、神功皇后の時代、大臣武内宿弥(たけのうちのすくね)の娘で桂姫と呼ばれる女人が手作りし、皇子(のちの応神天皇)を御育てしていたことに始まっているそうです。

その後、桂姫は山城の国・桂の里をたまわり、その地で飴の製法を伝え、これが「桂の飴」の起こりであるそうです。
桂飴本家 養老亭は、明暦2年、初代飴屋理兵衛が創業、以来350年、古来の製法そのままに作り続けてこられ、桂御所御用飴所としての栄誉を賜っていたそうです。

桂に長く住んでいましたが全然知らなかったので、最後に一つ頂いてみました。素朴なあっさりした味わいでした。終わってしまうのは残念な感じですね~。

2013年09月18日

コロコロコロッケとカレースープ

TBS系で放送されていた中居正広主演のテレビドラマ『ATARU』(アタル)が、劇場版として公開されたことを記念して、セブン‐イレブンでは、ATARUカレースープがもらえるキャンペーンが行われています。
オリジナルパン一つとボス 缶コーヒー一本で、先着150万名様にアタルのカレースープ1個プレゼントというものです。
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コロコロコロッケパン目当てに行ったのですが、ボンボンメンチカツパンも捨てがたく、結局2セット買ってしまいました。なんてミーハーなんだ!

こちらが、カレースープ9-492.jpg
アタル君のキャラデザインが可愛い。9-491.jpg
確かにカレースープです。9-490.jpg

2013年09月12日

重陽の節句 鶴屋吉信

法輪寺さんからの帰り道、鶴屋吉信さんに立ち寄りました。9-496.jpg9-495.jpg
重陽の節句のしつらえです。9-497.jpg9-498.jpg
菓子は、お節句にちなみ、御園菊(みそのぎく)9-500.jpg
桔梗9-499.jpg
美味しゅうございました。

自宅に戻って、晩御飯は、松花堂弁当を作ってみました。9-494.jpg

菊の花びらを浮かべた菊酒、おさしみ、菊花を入れた白和え、鯛の焼き物、かぼちゃの蒸し物、筍の磯部揚げ、風呂吹き大根 菊花あんかけ、栗赤飯、菊花お吸い物です。ま、かなり出来合いも混じっているので、手抜きですが・・・。
お節句を満喫した一日でした。

2013年08月18日

凜々子

頂いたトマトの苗を、屋上で栽培していましたが、少し前から収穫が始まりました。8-096.jpg
「凜々子」(りりこ)という名前です。カゴメが開発したジュース用のトマトです。
リコピン含有量が生食用トマトの約2~3倍多く含まれ、
ジュースや熱を加える料理に向いているようです。
ちょっと皮が固いですが、そのまま食べても美味しいです。

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説明書を付けて頂いたのに、しっかり読まないうちに勝手に育ってしまいました。
一つ目がオレンジ色になった朝に、ぼちぼちネットを買ってこなくちゃね~と思っていたら、夕方には無くなっていました。カラスも収穫を心待ちにしていたようですね~。
これは大変と、速攻ネットを張ったところ、翌朝は、文句たらたら言いながら、飛び回るカラスの声に起こされました。かわいそうなので、収穫したのをトレーに乗せて少し置いておきましたが、食べに来ません。すねたのかしらん?

2013年08月15日

トラットリア・ピッツェリア・カフェ IN THE GREEN

8月10日 京都北山 植物園北門横に、トラットリア・ピッツェリア・カフェ「IN THE GREEN」がオープンしました。ロゴに描かれている鳥は、京都府の府鳥である「オオミズナギドリ」がモチーフになってるそうです。8-115.jpg
≪植物園の緑を借景に、陽の光がふりそそぐガーデンダイニング≫という触れ込みです。
「緑を借景に、陽の光がふりそそぐ」・・・個人的にかなり、そそられるフレーズです。大きな窓とだだっ広い空間が大好きな私としては、行ってみなくては~となる感じです。
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経営母体は、バルニバービ
現在、東京・大阪をはじめ全国に33店舗のレストラン・カフェやスイーツショップを展開している会社で、同志社内のアマーク・ド・パラディ 寒梅館もその一つです。8-113.jpg
植物園からの依頼のもと、オープンしたそうで、園内からも入ることが出来ます。カフェ内で、植物園入場券も販売しています。
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プレオープンパーティが9日昼夜2回あったのですが、抽選に外れ、行けなかったので、古本まつりの後、足を延ばしました。8-111.jpg
10分待ちぐらいで入れた店内は、植物園と大きな窓で仕切られた明るい空間です。8-110.jpg
テラス席では、バーベキューが出来、子供連れで賑わっていました。8-109.jpg
郊外まで、バーベキューセット抱えて行かなくても、お気楽に楽しめていいな~という怠慢なシティ派?にもってこいの場所かと思います。

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薪窯で焼いたピッツァは、もちもちして、美味しゅうございました。

植物園では昼夜逆転室(ナイトフラワーガーデン)が出来たそうで、覗いてみたかったのですが、北門からは遠いので、次回に・・・。
60歳以上無料だったのが、70歳以上無料の張り紙が!その分、小・中学生無料になったようですね~。

2013年01月07日

白味噌雑煮と七草粥

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1月6日 虎屋さんに立ち寄り、白味噌雑煮を頂きました。7-398.jpg

我が家は、両親が北陸の出身なので、昆布とかつおのだしに丸餅、鰹節を乗っけるだけのシンプル雑煮が主流ですが、私の代になってから、京風雑煮を食べる日を設けるようにしました。白味噌雑煮も食べ慣れると、なかなかよいもので、はまってしまいます。本やネットなどで調べて作るのですが、外で食べてみるのも勉強になるので、おじゃましました。7-396.jpg
大振りのお椀です。7-395.jpg

甘すぎず、上品なお味で美味しゅうございました。

そして、今朝はもう七日ということで、七草粥を作って頂きました。7-394.jpg
あっという間のお正月でした。

2011年05月05日

つわの佃煮

ブログ内に掲載している「つわぶきイラスト」が、屋久島の食品加工の方の目に留まり、商品のシールに使いたいとの要請がありました。6-869.jpg
出来上がった商品を送って頂いたのが、こちらです。6-870.jpg
つわぶきの佃煮です(^^)屋久島にはつわぶきの種類がいくつかあって、葉先がギザギザになった固有種もあるそうです。一度、見に行きたいですね。
樹齢1000年以上という屋久杉も是非見てみたいものです。あまり年を取りすぎないうちに行かないと、たどり着けなさそうですが・・・。

2010年11月14日

龍馬の愛した しゃも鍋

明日は、旧暦・新暦の違いこそあれ、龍馬のお誕生日かつ命日です。
うちの龍馬君が、どうしても「しゃも鍋」を食べたいと言いはるので?お取り寄せしてみました。627.jpg
錦市場にある鳥長さん(慶応初期創業)が、幕末当時あった材料と味付けを重視して、龍馬が食べたであろう「京のしゃも鍋」を再現したものです。
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水菜や、九条ネギなどの京野菜が入っています。甘辛のすきやき風の味です。個人的にはちょっと濃い感じなので水を足して、お豆腐や白菜も入れてみました。
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龍馬  「しゃも鍋にとうとうありついたぜよ。
念願のしゃも鍋、あの時、あの晩、慎太郎と食おうと思うて峯吉を使いに出したまま、食えんようになってしもうたき、残念が残ってたまらんかった!」
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「食うたぜよ、たらふく、あれ以来143年の思いがこもっちゅうき、いよいよこじゃんとうまかったぜよ。」

2010年07月12日

龍馬 カステラ

本日 定休日

坂本龍馬は、日本で最初に伝わった長崎で「珈琲」に出会い、愛飲していたそうです。
でもって、「坂本龍馬 珈琲カステイラ」なるものを創ってみたという訳ですかね?p6622.jpg
この紋所が目に入らぬか!?p6621.jpg

2010年05月13日

喫茶・虎屋菓寮

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虎屋ギャラリーの横には喫茶・虎屋菓寮があります。展覧会のあとには、やはりちょっとお茶したくなります。
傘立ても、洒落てますね。p6953.jpg
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モダンな建造物です。p6952.jpg
寄木を反らせた天井が印象的です。そして、虎屋印p6951.jpg
ガラス張りの向こうは庭に面した席が設けられて、芝生との境に水が張られています。p6956.jpg
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菓子や京都関連の書籍も多く置かれていて、ちょっとお抹茶で一服すると落ち着けます。


2010年02月06日

抹茶の日

2月6日は抹茶の日です。

愛知県の西尾市茶業振興協議会が西尾茶創業120年を記念して制定したそうです。
茶道で釜をかけて湯をわかす道具「風炉」から「ふ(2)ろ(6)」の語呂合せとなっているようです。

というわけで、1月に廻った京の冬の旅のスタンプラリーの接待所に立ち寄って、お茶を呼ばれた模様です。昨年同様、俵屋吉富さんにおじゃましました。p7720.jpg
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雨天の平日とあって、静かな室内です。p7725.jpg
実は先週立ち寄ろうとして、デイサービスのお年寄り団体さんに先を越されてしまい、日延べにした甲斐があって、貸切です。p7723.jpg
雲龍とお抹茶を戴きました。p7721.jpg
店先へと続く通路横は中庭になっていて、和みの空間です。p7722.jpg

2010年01月27日

龍馬と抹茶八つ橋

宇治抹茶金時餡を宇治抹茶味の生八つ橋で包んだ 「龍馬 日本の夜明け」なる生八つ橋が、井筒八ッ橋本舗から昨年より期間限定で出ちょります。p7751.jpg
生じゃない堅い八つ橋の龍馬バージョンも出ゆうが。

龍馬と抹茶の間の因果関係は、ようわからんがやけんど・・・(^^)

2010年01月24日

ちりめん山椒

枚方へ行く用事があったので、途中、八幡に立ち寄ってみました。
お目当ては、私の描いた山椒のイラストの入ったちりめん山椒です。

八幡市美濃山一ノ谷にあるスポーツアベニュー内に、朝採り市場なる地元の野菜などの直売所があるそうで、そちらで販売されていると、聞いていたのですが。p7759.jpg
ありました!突き当りの棚です。p7760.jpg
買い占めて、友達に配ってしまいました(^^)

2010年01月15日

小豆粥

小正月と呼ぶこの日は、小豆粥を食べる日です。
一年間の邪気を払い、万病を除くと平安時代から言い伝えられる小正月の習わしです。
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2010年01月07日

七草粥


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なずなp7821.jpg

御形p7820.jpg

はこべらp7819.jpg

佛の座p7818.jpg

すずなp7817.jpg

すずしろp7816.jpg

七草粥p7823.jpg
今年は食べる前に一応、写真が撮れました。

2009年11月07日

ちりめん山椒

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以前に描いたこちらの山椒のイラストが、ちりめん山椒のパッケージデザインに採用されました(*^_^*)V

こちらの商品です。p8115.jpg
50グラム390円と、お求めやすいお値段で
販売されています。
「朝採り市場」
京都府八幡市美濃山一ノ谷28-1
ゴルフ練習場スポーツアベニュー内

生産農家の直売所で、地元で朝採れた野菜などが販売されているところに、並んでいるそうです。 

今年6月20日にオープンした「JAたわわ朝霧」(亀岡市篠町野条上又30番地)でも、販売されるかもしれません? こちらは未定です。

お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りくださいm(_ _)m

送っていただいたので、早速ご飯にのっけてみました。
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それでは、頂きます(^∥^)

2009年09月19日

京の伝統野菜 パート8 丹波松茸

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2009年09月17日

京の伝統野菜 パート7 丹波栗

秋 イラストp8573.jpg

もう、こんな季節ですね。

2009年09月13日

京の伝統野菜 パート6 紫ずきん

黒大豆枝豆「紫ずきん」は、丹波地方で栽培されており、9月中旬から10月末にかけて出荷されています。先日、出荷作業がテレビに流れていました。
一般の豆より粒が大きく甘味が強い、栄養たっぷりの野菜です。食べ頃になると、粒がうっすら紫色になることから命名されたそうです。
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ゆでて食べるのが、大好きです。買いに行かなくては!

2009年09月09日

重陽の節句

9月9日は重陽の節句です。
中国では、奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句のひとつとしてきました。

菊の花は不老長寿の薬とされていて、菊の香りを移した菊酒を飲むなどして邪気を払い長命を願うという風習がありました。これが日本に伝わり、平安時代には「重陽の節会(ちょうようのせちえ)」として宮中の行事となり、江戸時代には武家の祝日となりました。

平安時代、菊の被綿(きせわた)といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、宮中の女官たちが身体を撫でたりした様子が枕草子や紫式部日記に残っています。
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古来の風習を懐かしみ、今宵は、菊酒に酔いしれてみましょう。菊花とほうれん草のおしたしも、作ってみました。p8587.jpg

菊慈童が出てきて、舞を舞う様など想像して・・・。

2009年09月05日

黒豆の日 京の伝統野菜 パート5

明日、9月6日は黒豆の日だそうです。
黒豆製品を扱う菊池食品工業が「く(9)ろ(6)まめ」の語呂合せで制定したようです。

京野菜では、丹波黒豆が大粒で有名です。この黒豆のたいたんは、お正月には欠かせませんが、大好きなので、年中食べています。6月上旬の種まきで、収穫は12月前半です。p8610.gif

京の伝統野菜の豆類としては、他に京都大納言小豆があります。

武士は腹を切ったりしますが、大納言は高貴な方なので切腹しないことから、煮ても皮が切れない小豆を大納言と言うそうです。

また一説には、小豆の形が烏帽子に似ているからとも言われています。京の和菓子作りには欠かせない一品です。p8609.gifこちらの種まきは、6月下旬~7月下旬で、収穫は10月半ば~12月いっぱいまでです。

2009年08月10日

京の伝統野菜 パート4 柊野ささげ

上賀茂神社の北の柊野を原産地とする柊野ささげは、7月上旬~9月中旬が収穫期です。
お盆には、よく仏前に供えられているようです。
ささげは、古来からあったそうで、日本書紀にもその名が記されているそうです。
インゲンと同じように煮物や、おひたしなどに、使います。P8774.jpg
別名を、三尺ささげといい、長さが80~90センチにもなります。

2009年07月26日

幽霊の日

文政8年(1825年)7月26日、江戸の中村座で鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演された事を記念して、7月26日を幽霊の日と定められています。

幽霊で思い出すのは、かの〈幽霊 子育飴〉 という事で、買いに行きました(^^)P8883.jpg
東山区松原通東大路西入ルのみなとやさんです。P8885.jpg
由来
「今は昔、慶長四年京都の江村氏妻を葬りし後、数日を経て土中に幼児の鳴き声あるをもって掘り返し見れば亡くなりし妻の産みたる児にてありき、然るに其の当時夜な夜な飴を買いに来る婦人ありて幼児掘り出されたる後は、来らざるなりと。
此の児八才にて僧となり修行怠らず成長の後遂に、高名な僧になる。寛文六年三月十五日六十八才にて遷化し給う。」P8884.jpg

2009年07月23日

京の伝統野菜 パート3 鹿ケ谷かぼちゃ

ひょうたん型をした、けったいなかぼちゃを鹿ケ谷かぼちゃといいますが、日常的にはあまり見かけません。絵的には結構おもしろい素材です。P8897.jpg
京の伝統野菜の1つで、今が収穫の時期です。
毎年7月25日に、安楽寺では中風まじないの鹿ケ谷カボチャ供養が行われます。この日、安楽寺に参拝された方には炊いた鹿ケ谷カボチャを振る舞われます。

2009年06月30日

夏越 (なごし) の祓

6月30日は、ちょうど1年の半分の終わりです。半年分の穢れを祓う日です。
多くの神社では、「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われます。P9022.jpg
写真は左京区聖護院の熊野神社です。P9021.jpg
茅草で作られた輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓うものです。
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人の形に切り取られた「人形(ひとがた)」に名前や年齢を書き込み、息を3回吹きかけ、
穢れ(けがれ)を移し、神社に納められたり、川に流されたりします。
写真は町内に回ってくる、水火天満宮の人形です。

そして、京都では、「水無月」を食べます。P9020.jpg
宮中で、冬の間に氷室に保存しておいた氷を切り出して、口にして暑気を払う行事が行われていたことに由来しているので、三角形をしています。
近頃では、抹茶味や、黒糖味もあり、私の大好きなお菓子です。P9019.jpg

2009年06月16日

和菓子の日

今日は、和菓子の日です。

1979年(昭和54年)に全国和菓子協会によって設定されたこの日のそもそもの由来は、平安時代、国内に疫病が蔓延したことから仁明天皇が元号を「嘉祥」とあらため、嘉祥元年(848年)の6月16日に16の数に因んだ菓子、餅を神に供えて疫病除け、健康招福を祈った事だそうです。
その後、後嵯峨天皇(1220~1271年)が吉例として行ない、室町時代には年中行事として行われるようになった「嘉祥菓子」の習わしを、現代に復活させたというものです。

無病息災を祈願というと、京都では、6月30日に食べる水無月の方が、親しまれていますが、まぁ和菓子は大好きですから、記念日は何回あってもOKです(^^)

写真は、この間 頂いた鶴屋吉信さんの生菓子です。P9161.jpg
和菓子は季節感が感じられて目にも美しく、カロリーも控えめでいいですね。P9160.jpgP9159.jpg

2009年06月05日

京の伝統野菜 パート2

少し前のブログ おなすに続き、旬の京野菜の紹介どす。

伏見とうがらしP9256.jpg「青ト」とお品書きに書かれていたりします。これの焼いたんや、てんぷらが好きどす。

万願寺とうがらしP9255.jpg軟(や)らこ~て、肉厚なんを焼いて、鰹節とおしょうゆで食べます。

じゅんさいP9258.jpgかつては深泥ヶ池で取れましたが、近頃は、秋田や中国産ばっかりどっさかい、京野菜とは言えへんかもしれんけど、敢て入れてみました。
「じゅんさいな人やなぁ~。」その食感から、とらえどころのないとか、調子がえぇとかいった意味で使われる京言葉がおすよって。まぁ最近はこの言葉も聞いた事、おへんけど・・・。

鞍馬の実山椒P9257.jpgおじゃこと一緒に炊いた「ちりめん山椒」はご飯が進みすぎて、えろう困りもんどす(^^)山椒が、ぎょうさん入って、ぴりりとしたんが好きどす。

2009年05月27日

京の伝統野菜 ~賀茂なす・山科なす・もぎなす~

「お野菜、どうどすぇ~」
ここ、西陣では、洛北の方から荷車を引いて、野菜を売り歩く「振売り」の風景が、今も続いています。
軽トラックでやってくる人もあり、その方が野菜の種類・量が多いのですが、私は風情のある荷車の結構年配の人を、ひいきにしています。
京の夏の伝統野菜の中で、もっとも有名なのは、「賀茂なす」でしょうか?P9284.jpg
スーパーには、年中なすも大根も売っていて、どれが夏野菜やら、冬野菜やら分からなくなっていますが、賀茂なすは、これからが旬となります。揚げ出しや、田楽にして食べるのが、大好きです。

山科なすP9283.jpg千両なすと比べると少し首が太く、ぽっちゃりしたおしりの丸い感じです。

もぎなすP9282.jpg
さらに小さく、一口サイズです。扇型に切り込みを入れ広げて、天婦羅盛り合わせに、ちょこんと乗っている姿がかわいいです。

2009年01月27日

七福神

1月26日 1月中に、七福神を回るとご利益があるという話なので、ちょっと行ってみようかと思いましたが、結構あちこち、移動しなくてはいけないようです。
|ゑびす神 ゑびす神社|大黒天 松ヶ崎大黒天|毘沙門天 東寺|弁財天 六波羅蜜寺|福禄寿神 赤山禅院|寿老神 革堂|布袋尊 万福寺|
効率よく行ける定期観光バス「都七福神めぐり」は、すでに満席状態だったので、錦で済ますことにしました?錦のお菓子屋さんで、かわいい七福神チョコが、売られているというネット情報を頼りに、久しぶりに、足を運びました。
7袋 全部食べたら、ご利益がある?RIMG012605.gif
招き猫シリーズもRIMG012606.gif
お雛さんバージョンも。RIMG012607.gif
新聞にも載っていたらしく、買いにくる人が多いようです。中のチョコは、みな同じで、包装紙のプリントが違うだけですが、結構かわいい感じです。バレンタインディーに、気配りチョコとして、ばら撒くのにいいかもしれません。

2009年01月08日

春の七草

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なずなnazuna.gif
御形gogyou.gif
はこべらhakobera.gif
佛の座hotokenoza.gif
すずなsuzuna.gif
すずしろsuzusiro.gif
これぞ 七草
 
君がため スーパー寄りて 見渡せば 
    七草パック 山積みの春

定番のおかゆにして食べました。
おかゆの写真は、撮る前に胃袋におさまってしまったので、ありません。

2009年01月01日

おせち

12月30・31日と、閉店後に、おせちを作りながら、合間に晩御飯を食べて、終了したのが、31日午後10:30でした。
お風呂から出て、年越しそばを作り、食べて片付けて、12時。数の子をダシに漬けてなかった事を思い出して、またキッチンへ。結局、除夜の鐘を撞きに行けませんでした(^^)
写真は、今朝方、撮影したものです。またも、数の子を並べ忘れた為、手前の数の子は、あとで撮って、合成しました。一応、おせちらしく、格好がついたでしょうか?
あとは、体重計を頭の片隅に意識しながら(2合ほど飲んだ頃にはすっかり忘れて)、ひたすら食べるのみです。RIMGoseti.gif

2007年11月18日

11月15日 ボージョレ・ヌーヴォー

11月15日 第三木曜日 ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォーを飲みました。wain.gif

今年は春の好天続きで、葡萄は例年より早く生長しましたが、夏の涼しい気候により、‘06より収穫量は少ないそうです。
ヌーヴォーを日本が最も早く飲めるということで、ブームが起こったのは、何時の頃だったでしょう。かれこれ20年は経っているかと思いますが、その頃の私は、ご他聞にもれずバブリー気分を満喫していました。ヌーヴォーを1ダースほど買い込んで、よそのお家へ持って行き、パーティーしましょう!なんてやっていました。後から聞いた話では、申し訳ないことに、そこの奥様は、私の勝手な申し出のため、急遽ワイングラスを、1ダースも買い込むはめになったそうです。その後そんなにワイングラスを一度に使うことなんてなくて、きっと、持て余しているでしょうねぇ。すみませんでした。やりたきゃ、自分の家でやれって感じですよねぇ。能天気で何も考えてなかったものですから…。
その頃から、ほぼ例年飲み続けているので、普通のボージョレ・ヌーヴォーは少し食傷ぎみという感じがして、ちょっとしっかりした味わいのヴィラージュにしました。今年のチョイスは、ボージョレーの帝王といわれる、ジョルジュ デュブッフ氏が信頼をよせる卓越した5つのドメーヌ厳選葡萄から造られた限定品というワインです。チキンソテーと共に、戴きました。際立つラズベリーや赤スグリのアロマに、黒スグリやクラッシュしたイチゴの香りも…なんて表現は専門家にまかせておくにしても、とてもフルーティであることは私にもわかりました。ボージョレ・ヌーヴォー独特の口に残る軽い酸味や渋みがなく、ほどほどにしっかりした感じのあとくちが心地よかったです。今年の収穫に感謝!来年もまた飲めますように!