2013年01月02日
玄武と京の都
京の都の北方を守護する玄武は、脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で描かれています。平安京に玄武を描いてみました。
今年も愛する京都を主題にブログを書いていきたいと思います。
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2013年01月02日
京の都の北方を守護する玄武は、脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で描かれています。平安京に玄武を描いてみました。
今年も愛する京都を主題にブログを書いていきたいと思います。
2012年01月28日
それにしても、全国的には雪の被害などが報道されているというのに、京都市内は寒いだけで、ちっとも雪景色にならないですね。ちょっとは積もってくれてもよさそうなものです。願わくば、私の休みの日に・・・。
というわけで、雨宝院境内から、本隆寺の土塀を眺めた冬景色です。
2011年11月27日
昨年公開された映画「武士の家計簿」を観ていなかったので、先日、遅まきながらDVDで観ました。
息子の着袴の儀を前に、家計が窮地に追い込まれていることに気付いた主が、一計を案じ、祝い膳に欠かせない鯛の塩焼きを絵鯛ですませるという親戚一同、困惑のシーン。結構面白くて、切なくもあり、感じるところもありといった映画でした。
でもって、祝い膳を描いてみました。
鯛じゃ!鯛じゃ!画像の拡大
2011年05月05日
ブログ内に掲載している「つわぶきイラスト」が、屋久島の食品加工の方の目に留まり、商品のシールに使いたいとの要請がありました。
出来上がった商品を送って頂いたのが、こちらです。
つわぶきの佃煮です(^^)屋久島にはつわぶきの種類がいくつかあって、葉先がギザギザになった固有種もあるそうです。一度、見に行きたいですね。
樹齢1000年以上という屋久杉も是非見てみたいものです。あまり年を取りすぎないうちに行かないと、たどり着けなさそうですが・・・。
2010年06月28日
2009年12月29日
金時にんじん
このにんじんを、スーパーで多く見かけるようになると、もう正月間近です。
お煮しめは、これでなくてはなりません。
2009年12月21日
2009年12月20日
師走の花街の風物といえば、福玉ですね。
年の瀬に舞妓さんがお茶屋さんに一年の挨拶回りに行く際に、お茶屋さんからお年玉替わりにもらったり、ごひいきの旦那さんからもらったりするものです。干支の置物などの縁起モノや、ちょっとした小物が入っているそうです。貰った福玉は、大晦日に開けるのが慣わしとなっています。
切通しの進々堂さんや、南座のお向かいの井澤屋さんで売ってらして、一般でも購入できるそうですが、いまだ買ったことがありません。
子供の頃、これをぷらぷらと下げて歩いたはる舞妓さんを、うらやましく眺めていたように思います。
かじってみたい・・・。
2009年12月16日
スーパーではあまりお目にかかりませんが、京の伝統野菜に含まれています。
うぐいす菜
江戸時代の中期に、現在の中京区神泉苑町の農家が、天王寺かぶの早生種作出のために選抜淘汰してできたとされています。茶事や高級料理店で、用いられています。
2009年12月11日
えびいも
里いもの一種ですが、横縞模様と曲がった形が、えびに似ている事からえびいもと呼ばれています。
棒だらと炊いたのが、ぼちぼち季節の一品ですね。
日野菜
大根の親戚だと思っていましたが、かぶの仲間だそうです。ちょっとくせのある香りと味わいがなんともいい感じです。
2009年11月20日
九条ねぎ
和銅4年(711)に京都に導入されて以来、栽培が続けられている古くからの野菜です。
江戸時代に現在の南区九条付近で品質の良いねぎが栽培された事から、九条ねぎの名がつきました。
甘うて、やらかいのんが、特徴どす。
パスタに入れて食べるのが、最近では好きです。
2009年11月06日
聖護院だいこん
おでんに最適です。煮崩れしにくく、甘いだいこんです。
青味だいこん
今は絶滅した「郡大根」から生まれたと伝えられています。直径1~1、5cm、長さ12~15cmの細い大根で、すぐ曲がってしまう独特な形です。地上に出る首の部分が緑色をしています。祝儀用に欠かせないもので、吸い物の具や、青味の部分がキュウリの代用、刺身のつまに利用され、また漬物用として珍重されるようです。
2009年11月04日
かぶの仲間は、日本で最も古くから栽培されている野菜の一つで、古事記の「吉備の菘菜(あおな)」がカブのことと見られるほか、日本書紀に持統天皇が栽培を推奨したと記されています。
聖護院かぶは、左京区聖護院地区で品質の良いものが採れたことから名づけられましたが、元の種は近江の国の堅田地方で作られていた近江かぶであったそうです。
享保年間(1716~1736)に聖護院の農家 伊勢屋利八が持ち帰り、栽培を続けるうち、扁平であったかぶがだんだん円形に近くなり、改良を重ねて現在のような大かぶとなったそうです。
かぶら蒸しに、千枚漬けにと、これからの季節欠かせへん京野菜どす。
2009年11月01日
年中、スーパーに売っているので、季節感が無くなっていますが、一応冬の京の伝統野菜の代表格
みず菜と壬生菜です。
みず菜
おあげさんと一緒に、さっと炊いたんが、何といっても好きどす。
高知に3年ほど暮らした時に、スーパーにみず菜が売ってへんかったら、どないしよ~と心配したのですが、近頃は他府県でも多く栽培されていて一先ずほっとしました。
しかし、いささか日差しが違うようで、夏場など青々として、太くて硬いものが売られていて、これはちょっと違うやろ~と感じたものです。
壬生菜
この時期、千枚漬けを、くるっと取り巻いている緑の鮮やかさが、印象的です。
2009年10月14日
つくねいもとも呼ばれ、粘りが良く、おろしてだし汁でのばし、とろろ汁として食べるのが美味です。
収穫時期は、10月下旬から11月中旬です。そろそろですね。
2009年09月17日
2009年09月13日
黒大豆枝豆「紫ずきん」は、丹波地方で栽培されており、9月中旬から10月末にかけて出荷されています。先日、出荷作業がテレビに流れていました。
一般の豆より粒が大きく甘味が強い、栄養たっぷりの野菜です。食べ頃になると、粒がうっすら紫色になることから命名されたそうです。
ゆでて食べるのが、大好きです。買いに行かなくては!
2009年09月05日
明日、9月6日は黒豆の日だそうです。
黒豆製品を扱う菊池食品工業が「く(9)ろ(6)まめ」の語呂合せで制定したようです。
京野菜では、丹波黒豆が大粒で有名です。この黒豆のたいたんは、お正月には欠かせませんが、大好きなので、年中食べています。6月上旬の種まきで、収穫は12月前半です。
京の伝統野菜の豆類としては、他に京都大納言小豆があります。
武士は腹を切ったりしますが、大納言は高貴な方なので切腹しないことから、煮ても皮が切れない小豆を大納言と言うそうです。
また一説には、小豆の形が烏帽子に似ているからとも言われています。京の和菓子作りには欠かせない一品です。こちらの種まきは、6月下旬~7月下旬で、収穫は10月半ば~12月いっぱいまでです。
2009年08月13日
京の花街では毎年初夏の頃、芸妓さんや舞妓さんがお得意様へ名入りの「うちわ」を配る風習があります。この「うちわ」のことを、「京丸うちわ」と言い、表にはその家の紋が、裏には芸妓さんや舞妓さんの名前が入ります。
名前は、勝手に書いたので、実在はしてらっしゃらないかとは思いますが?
2009年08月10日
上賀茂神社の北の柊野を原産地とする柊野ささげは、7月上旬~9月中旬が収穫期です。
お盆には、よく仏前に供えられているようです。
ささげは、古来からあったそうで、日本書紀にもその名が記されているそうです。
インゲンと同じように煮物や、おひたしなどに、使います。
別名を、三尺ささげといい、長さが80~90センチにもなります。
2009年07月23日
ひょうたん型をした、けったいなかぼちゃを鹿ケ谷かぼちゃといいますが、日常的にはあまり見かけません。絵的には結構おもしろい素材です。
京の伝統野菜の1つで、今が収穫の時期です。
毎年7月25日に、安楽寺では中風まじないの鹿ケ谷カボチャ供養が行われます。この日、安楽寺に参拝された方には炊いた鹿ケ谷カボチャを振る舞われます。
2009年06月07日
東寺から、九条通を西へ200メートルぐらいの矢取地蔵さんの横を北へ入った児童公園が、羅城門の跡地と伝えられています。
平安京の正門として、朱雀大路の南端に位置し、北の朱雀門と相対していました。
嘉承3年(1107年)に平正盛が源義親を討伐し、京中の男女の盛大な歓迎の中をこの門を通り帰還したという話が残っています。
正面七間、奥行二間で重層、本瓦葺、屋根の両端に金色の鴟尾(しぴ)をあげた堂々たる門で、楼上には兜跋(とばつ)毘沙門像が安置されていたということです。公園内の花
弘仁七年(816年)8月と天元3年(980年)7月の台風によって、倒壊しました。
渡辺綱が楼上の鬼の腕を切り取ったという話や、村上天皇の時代、宮中に伝わる唐渡りの琵琶「玄象」が紛失し、管弦の名人である源博雅が、玄象の音を頼りに羅生門までたどり着き、琵琶を弾いていた鬼を説得して取り戻したという話、芥川龍之介の小説や映画などで有名でそのイメージはかなり怪しい感じです。
2009年06月05日
少し前のブログ おなすに続き、旬の京野菜の紹介どす。
伏見とうがらし「青ト」とお品書きに書かれていたりします。これの焼いたんや、てんぷらが好きどす。
万願寺とうがらし軟(や)らこ~て、肉厚なんを焼いて、鰹節とおしょうゆで食べます。
じゅんさいかつては深泥ヶ池で取れましたが、近頃は、秋田や中国産ばっかりどっさかい、京野菜とは言えへんかもしれんけど、敢て入れてみました。
「じゅんさいな人やなぁ~。」その食感から、とらえどころのないとか、調子がえぇとかいった意味で使われる京言葉がおすよって。まぁ最近はこの言葉も聞いた事、おへんけど・・・。
鞍馬の実山椒おじゃこと一緒に炊いた「ちりめん山椒」はご飯が進みすぎて、えろう困りもんどす(^^)山椒が、ぎょうさん入って、ぴりりとしたんが好きどす。
2009年05月27日
「お野菜、どうどすぇ~」
ここ、西陣では、洛北の方から荷車を引いて、野菜を売り歩く「振売り」の風景が、今も続いています。
軽トラックでやってくる人もあり、その方が野菜の種類・量が多いのですが、私は風情のある荷車の結構年配の人を、ひいきにしています。
京の夏の伝統野菜の中で、もっとも有名なのは、「賀茂なす」でしょうか?
スーパーには、年中なすも大根も売っていて、どれが夏野菜やら、冬野菜やら分からなくなっていますが、賀茂なすは、これからが旬となります。揚げ出しや、田楽にして食べるのが、大好きです。
山科なす千両なすと比べると少し首が太く、ぽっちゃりしたおしりの丸い感じです。
もぎなす
さらに小さく、一口サイズです。扇型に切り込みを入れ広げて、天婦羅盛り合わせに、ちょこんと乗っている姿がかわいいです。
2008年08月24日
8月24日 今日は、お町内の地蔵盆です。
早朝よりお地蔵さんの飾りつけが行われました。
午前中に僧侶の読経にあわせ、数珠回しです。
地蔵盆というと、提灯がつきものです。
子供が生まれると、その子の名前を書いた提灯を奉納するのが習わしで、男の子は白、女の子は赤の提灯を納めるのだそうです。知らんかった!
子供の頃の町内では場所がないということで中止になり、以降、地蔵盆に縁がなかったものですから、妙に新鮮です。
2007年11月18日
11月15日 第三木曜日 ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォーを飲みました。
今年は春の好天続きで、葡萄は例年より早く生長しましたが、夏の涼しい気候により、‘06より収穫量は少ないそうです。
ヌーヴォーを日本が最も早く飲めるということで、ブームが起こったのは、何時の頃だったでしょう。かれこれ20年は経っているかと思いますが、その頃の私は、ご他聞にもれずバブリー気分を満喫していました。ヌーヴォーを1ダースほど買い込んで、よそのお家へ持って行き、パーティーしましょう!なんてやっていました。後から聞いた話では、申し訳ないことに、そこの奥様は、私の勝手な申し出のため、急遽ワイングラスを、1ダースも買い込むはめになったそうです。その後そんなにワイングラスを一度に使うことなんてなくて、きっと、持て余しているでしょうねぇ。すみませんでした。やりたきゃ、自分の家でやれって感じですよねぇ。能天気で何も考えてなかったものですから…。
その頃から、ほぼ例年飲み続けているので、普通のボージョレ・ヌーヴォーは少し食傷ぎみという感じがして、ちょっとしっかりした味わいのヴィラージュにしました。今年のチョイスは、ボージョレーの帝王といわれる、ジョルジュ デュブッフ氏が信頼をよせる卓越した5つのドメーヌ厳選葡萄から造られた限定品というワインです。チキンソテーと共に、戴きました。際立つラズベリーや赤スグリのアロマに、黒スグリやクラッシュしたイチゴの香りも…なんて表現は専門家にまかせておくにしても、とてもフルーティであることは私にもわかりました。ボージョレ・ヌーヴォー独特の口に残る軽い酸味や渋みがなく、ほどほどにしっかりした感じのあとくちが心地よかったです。今年の収穫に感謝!来年もまた飲めますように!