2016年05月06日
相楽園
久しぶりの神戸なので、少し散策してみました。神戸市の都市公園で唯一の日本庭園であるという相楽園にやってきました。
明治時代に造られ、元神戸市長 小寺謙吉氏の先代 小寺泰次郎氏の邸宅の庭園であったものが、昭和16年以降神戸市の所有となり公開されているようです。これまで何度も神戸に足を運んでいましたが、全く知りませんでした。
阪神大震災の際に、落っこちてきた煙突が屋外に展示されていました。屋根と2階の床を突き抜けて、一階の部屋を破壊したようです。こんな物が落ちてきたら、ひとたまりもありませんね。
阪神大震災の時には、石膏の胸像が、頭の上に落ちて来て、大きなたんこぶを作りましたが、おかげで胸像は割れずにすみました。私の脳細胞が少しばかり破壊されたのではないかとは思いますが。なにやら、日本中、震災の爪痕だらけになりそうな気がしてきたこの頃です。熊本ではなおも余震が続いているようで、被災した方々の疲労は如何ばかりかと思わずにはいられません。
京都でしたら、東山や比叡山を借景にとなるところですが、なんとも神戸らしい背景ですね。
茶室浣心亭
船屋形(重要文化財)
江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた『川御座船(かわござぶね)』の屋形部分だけが陸上げされたものだそうです。
池に落ちた人に投げるのでしょうか?京都の池では見た事がないですね。神戸らしいというか。そんなに深いのかしらん?
パッと見には復興を成し遂げた感じの神戸の静かな一角でした。
- by zuzu
- at 13:27
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