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2016年05月27日

大田神社 杜若

5月8日夕刻、大田神社に出掛けていましたが、ブログ掲載を失念していました。ちょっと、遅くなってしまいましたが、咲き始めた頃の様子です。12-297.jpg12-296.jpg
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鹿よけのネットを張り巡らされたおかげで、今年はいい感じに咲きそうでした。12-293.jpg12-292.jpg
なにやら、がさごそと葉が揺れるところがあり、注意して見てみると、鴨がいるようです。12-288.jpg
すぐにまた隠れてしまったので、ピンボケ写真になってしまいましたが…。
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今年の平安神宮の薪能、1日目の演目に「杜若」が入っていました。好きな演目なので、楽しみです。

2016年05月18日

扇子絵付け体験

松原通高倉西入るにある大西常商店さんでは、昨年、「常の会」というふだん暮らしの京町家の魅力・古典芸能・伝統工芸にちなんだ公演や講座、交流会などの活動を実施する会を発足されていました。おじゃましてみたいと思いながら、なかなかその機会がなかったのですが、扇子絵付け体験も行われているので、この夏に向けて、自作の扇子作りに挑戦してみることにしました。12-308.jpg
パンフレットより拝借
事前に下絵を描いておこうと考え、大まかな構図を描いて、プリントアウトし、扇子風に折ってみました。
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結構、横方向が縮まってしまうようで、絵が委縮する感じがしますね~。横方向をちょっと間延び気味に描き直してみました。12-302.jpg
濡れた羽を乾かしている鵜と、泳いでいる鵜の前に飛び跳ねてしまった鮎という設定です。扇子を少し折りたたんだ時に鮎が鵜の口元まできて、食べられてしまうという感じにしてみたいのですが、うまくいくかどうか?12-306.jpg
水色の紙を選択、パール感があってきらきらしています。中庭に面した障子戸のガラスに本紙と下絵を重ねて、下絵をトレース。12-305.jpg
皆もそれぞれ図柄を決定したようです。12-304.jpg
たすき掛けで、気合十分(^^)12-301.jpg
雨にしとど濡れた中庭が美しいです。皆、真剣!12-303.jpg
和色のアクリル絵の具で彩色してゆきます。12-299.jpg
あっという間に予定していた2時間半が経ってしまいました。裏面にもちょこっと描きたかったのですが、お腹も空いたので、落款を押して、終了。12-298.jpg
骨を選んで、後は完成を待つばかり。12-300.jpg
仕上がったら、川床でお披露目会を催す事にしました。楽しみ。

2016年05月11日

「彫嵌細工の世界」展

5月15日まで、清水三年坂美術館にて、「彫嵌細工の世界」という展覧会が開催されています。12-312.jpg

木や象牙などの素地に、図柄にあわせて彫り刻んだ貝や牙角、鼈甲、金属などを嵌(は)め込んで装飾する技法を彫嵌(ちょうがん)といいます。
旭玉山、石川光明、野原貞明、田中一秋といった彫刻家達が、明治・大正期に活躍していました。
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これらの作家達が、万国博覧会に出品した品々や、国内の数寄者のために作られた風雅な調度品や装身具の数々が展示されていました。
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柿や筍、海老など、本物と見まがうような作品が展示されていて、驚きの連続です。こんな作品を作るには、並外れた技術力と集中力や忍耐力が必要ですし、もしかしたら、おたく力?も必要かもです。
昨日、テレビでこちらの館長がニューヨークのオークションに参加していらっしゃる光景が取材されていました。雅楽の蘭陵王(らんりょうおう)を舞う姿をモチーフにした置物を落札されるところを、ドキドキしながら見ていました。いつ、公開されるのか、楽しみです。

2016年05月06日

相楽園

久しぶりの神戸なので、少し散策してみました。神戸市の都市公園で唯一の日本庭園であるという相楽園にやってきました。12-327.jpg
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明治時代に造られ、元神戸市長 小寺謙吉氏の先代 小寺泰次郎氏の邸宅の庭園であったものが、昭和16年以降神戸市の所有となり公開されているようです。これまで何度も神戸に足を運んでいましたが、全く知りませんでした。12-325.jpg12-324.jpg12-323.jpg
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阪神大震災の際に、落っこちてきた煙突が屋外に展示されていました。屋根と2階の床を突き抜けて、一階の部屋を破壊したようです。こんな物が落ちてきたら、ひとたまりもありませんね。
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阪神大震災の時には、石膏の胸像が、頭の上に落ちて来て、大きなたんこぶを作りましたが、おかげで胸像は割れずにすみました。私の脳細胞が少しばかり破壊されたのではないかとは思いますが。なにやら、日本中、震災の爪痕だらけになりそうな気がしてきたこの頃です。熊本ではなおも余震が続いているようで、被災した方々の疲労は如何ばかりかと思わずにはいられません。12-320.jpg12-319.jpg12-318.jpg
京都でしたら、東山や比叡山を借景にとなるところですが、なんとも神戸らしい背景ですね。
茶室浣心亭12-317.jpg12-316.jpg
船屋形(重要文化財)
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江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた『川御座船(かわござぶね)』の屋形部分だけが陸上げされたものだそうです。
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池に落ちた人に投げるのでしょうか?京都の池では見た事がないですね。神戸らしいというか。そんなに深いのかしらん?12-313.jpg
パッと見には復興を成し遂げた感じの神戸の静かな一角でした。