2015年07月09日
第238回 市民狂言
6月26日 観世会館で、第238回 市民狂言が開催されました。
あいにくの雨模様でしたが、出掛けて行きました。薪能は、長年通っていますが、市民狂言は初めてです。
「郭公(ほととぎす)」江戸時代、9世千五郎さんに弟子入りしていた冷泉為理(れいぜいためただ)さんの作という千五郎家のみで演じられるものです。
「吹取(ふきとり)」狂言の方でも、笛を吹く場面があるのですね~。
「泣尼(なきあま)」説法が有り難く聞こえるようにと、よく泣く尼を連れて施主の家にやってきた坊さん。ところが尼は、居眠りをしていて、役立たず。お布施の取り分で揉める僧と尼。
「神鳴(かみなり)」地上に落っこちてきた雷さまを治療するヤブ医者。
お能がないのは、なにやら変な感じがするのですが、結構楽しめました。こういうのも良いものですね。
- by zuzu
- at 10:25
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