2015年04月18日
2015 京の桜 番外編 吉野 その2
4月13日 吉水神社を出て、坂を戻り、メインストリートの坂をまた上り、集合場所の勝手神社にやってきました。
社殿がない!
2001(平成13)年に不審火により焼失してしまったそうです。
大友皇子に対抗して吉野に兵を挙げた大海皇子(天武天皇)が境内で琴を奏でていたところ、社殿後ろにある袖振山から天女が袖をひるがえして舞い、吉兆を示したという話や、義経と別れた静御前が、追手に捕らえられ、請われて舞いを舞ったという話が残っている場所です。
小雨もちょっと収まったので、こちらでツアーに付いていたお弁当を頂く事にしました。柿の葉寿司と巻きずしに、途中で買い求めた八咫という地酒を頂きました。時間もあるので、坂を戻り、お店屋さんを覗きます。
藤井利三郎薬房の商標となっている三足蛙が目を引きます。
また別のお店では、アマゴの塩焼きが食べられるそう。
お弁当を食べたところですが、頂きます。
でもって、温泉旅館のロビーで、葛きりとお茶。お茶碗が自宅の桜茶碗と同じでびっくり!
500円で、葛きりと昆布茶が頂けるのも、京都感覚では、安いですね。集合場所に戻り、皆で、ケーブルバス乗り場の竹林院前まで、坂を上ります。
喜蔵院 金峯山寺の塔頭で、江戸時代に儒学者の熊沢蕃山が隠居した寺です。
ケーブルバスは、山間をぐにゃぐにゃと結構上って行くので、帰り道は違う道とはいえ、下りは徒歩なので、ちょっと不安になります。まぁ、参加者はほとんどわたしより高齢のようなので、大丈夫かとは思いますが…。
奥千本口に着きました。ここから自由に、先のケーブルバス乗り場の竹林院前まで戻るという事です。金峯神社への道は、鳥居はあれども、社殿の見えない急な上り坂、反対方向は下りの山道、さてどうする?神社はパスで、下りでしょうと思いきや、年配の方々は神社に向かわれます。えぇ~とか思いながらも、神社へと。
奥千本 こちらはやや早め
息が上がります。やっと到着。吉野山の地主神、金山毘古命(かなやまひこのみこと)が祭神で、修験道の行場で藤原道長も祈願したという事です。
義経が弁慶らと追っ手から逃れるために隠れたという義経隠れ塔
坂を下って、また登って、高城山展望台
次回に続く
- by zuzu
- at 16:21
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