2015年04月16日
2015 京の桜 番外編 吉野 その1
4月13日 一度行ってみたかった吉野へ、出掛けてみました。近鉄特急で、吉野到着です。
何時降り出すかわからないようなお天気なので、レインコートに傘持参で、ツアーの出発を待ちます。現地集合のケーブル会社主催のツアーです。この時期は、ケーブルやケーブルバスに乗るのも待ち時間が長くて大変という情報だったので、優先的に乗れるというこちらのツアーにしてみました。昨日はお天気の日曜という事で、大変な混雑だったようですが、今日は雨模様の月曜とあって、かなり少ない人出のようです。
ロープウェイで、下千本といわれる一帯を上ってゆきます。ツアーメンバーだけで、ケーブルが一杯です。なるほど、1台のケーブルに乗れる人数がツアーの定員だったのですね。今年はこちらの桜も駆け足だったようで、遠目には、すでに桜が見当たりません。
黒門 金峯山寺(きんぷせんじ)の総門で、昔は公家大名といえども槍を伏せ、馬をおりて歩いたという話です。
上り坂を歩いて、銅鳥居(かねのとりい)にやってきました。聖地への入口です。
修験道の総本山 金峯山寺の仁王門が見えてきました。
ここから、しばし自由行動とお弁当タイム。さすがに山寺、突風が吹いてきて帽子が吹き飛ばされそうでした。
修復中のため、ネット越し
蔵王堂 大きいですね。東大寺大仏殿に次ぐ規模の木造建築だそうです。拝観券は家内安全・諸願成就のお札と寺名入りの靴袋付きです。
国宝仁王門平成大修理勧進・蔵王堂秘仏ご本尊特別ご開帳ということで、真近で蔵王権現を拝む事が出来ました。なかなかの迫力でした。
吉水神社
こちらは、吉水院という役行者が創建した修修験宗の僧坊でしたが、南朝の後醍醐天皇の皇居であったことから、神仏分離の際に神社に改められたそうです。桜はというと、こんなところ…。一目千本と謳われる通り、中千本・上千本の山桜を一望できる場所なそうな。ちょっと遅かった感。
義経と静御前、弁慶らが、隠れ住んでいたところでもあり、ゆかりの品々が飾られていました。また秀吉が吉野の花見の本陣としたことから、豪華な寄贈物も飾られていましたが、開け放たれた室内は、風通しも良く、屏風類の損傷が激しいようです。
九字真法によって、邪気を払うというパワースポットとして、人気があるようです。
後醍醐天皇は、いつの日か京都に凱旋すると信じて、この北側の門から、京を偲ばれていたようです。
次回に続く
- by zuzu
- at 11:17
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