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2015年02月25日

-茶箱を楽しむー 茶道資料館

4月5日まで茶道資料館では、平成27年新春展-茶箱を楽しむーという展覧会が開催されています。11-339.jpg
持ち運べるコンパクトな茶箱は、眺めているだけでも愛らしく、心惹かれます。どんな場面に使用されてきた物なのか、趣向を凝らしたデザインが施されたそれらはとても美しいものばかりでした。11-338.jpg

2階に展示されていた鶴の香合も力強くて、記憶に残りました。こちらは、呈茶付きなので、1階奥のお部屋でお点前を頂けます。11-337.jpg
二条若狭屋さんの生菓子11-336.jpg
1月7日に始まったこの展覧会は、3期に分かれていて、展示替えがあります。3月3日からは、3期の展示となるので、また行こうかしらん?

2015年02月19日

第49回 京の冬の旅 智積院

第49回 京の冬の旅 5か所めは、智積院を訪れました。11-351.jpg
昨年6月にさつきを見に来て以来です11-349.jpg
大書院では、障壁画のコピーが眩いばかり。11-350.jpg
大好きなお庭の池が干上がっています。11-348.jpg
3月5日~12日まで庭園の整備(治水調査)の為、特別拝観休止となっていたので、早めに来たつもりが、すでに準備が始まっているのですね。11-347.jpg
始めて見る池底。鯉たちは何処に避難しているのでしょう?11-346.jpg
奥の宸殿が今回の特別拝観区域11-345.jpg
賓客を迎える建物で、なんともモダンな堂本印象の襖絵を観る事が出来ました。11-344.jpg
日差しが暖かで、このまま春になればいいのに~といった気持ち良さです。11-343.jpg
梅もほころび始めています。11-342.jpg11-341.jpg11-340.jpg


2015年02月14日

第49回 京の冬の旅 龍安寺 仏殿・西の庭

第49回 京の冬の旅 4か所目を訪れる前に、「スタンプラリー 3か所まわってちょっと一服」 を使って、お抹茶と雲龍を頂きました。11-360.jpg11-359.jpg
でもって、方向が逆ですが、龍安寺に向かいました。入口で、普通の拝観料500円!
鏡容池では、シンクロのレッスン中?!11-358.jpg

定番 石庭11-357.jpg
ぐるっと回って、やっと京の冬の旅 受付発見! こちらでプラス300円!あらまぁ、他より200円高いのね~。普通の拝観不要ですけど・・・。
仏殿は、昭和56年に再建された総檜造の建物で、天井にまだ新しげな龍の絵が描かれています。
奥の昭堂には慶派の作と伝わる本尊・釈迦如来像など。
その西側スリッパを外履き もしくはマイ靴に履き替えて、西の庭に降ります。
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室町期の庭を復元したという回遊式庭園ですが、回遊はさせてもらえません。11-353.jpg
回遊出来なきゃ面白くないじゃない。花のある時期だったらもっと違った印象だったでしょうね~。

龍安寺を創建した室町幕府管領細川勝元の木像を祀る細川廟11-355.jpg
こちらは、説明出来るボランティアガイドが少ないせいか、終始説明なし。11-354.jpg
仏殿に戻ると、団体さんに対応して、説明が始まっていたので、また一巡・・・。
3月10~18日は、茶室「蔵六庵(ぞうろくあん)」と115年ぶりに龍安寺に帰還した襖絵「群仙図(ぐんせんず)」(四面)の特別公開に変更されるようです。

2015年02月07日

第49回 京の冬の旅 建仁寺 霊源院

第49回 京の冬の旅 3か所めは、建仁寺 塔頭 霊源院です。建仁寺の南東に位置するこちらの塔頭、冬の旅では、初公開となります。11-363.jpg
南北朝時代に作られた「中巌円月(ちゅうがんえんげつ)坐像」が正面に鎮座されていました。その体内にあったのが、チケット写真に使われている胎内仏「毘沙門天立像」です。
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鎌倉時代の慶派の仏師が手がけたもので、左手に掲げた水晶の中には伝教大師最澄が持ち帰ったという仏舎利が納められているそうです。もう少し近くで見たいものです。
木村英輝氏の描いたこちらの毘沙門天像や、書家の金沢翔子氏の屏風「毘沙門天」が奉納され、両脇に飾られていました。
2つの茶室が公開されていて、四畳半の「也足軒」(やそくけん)では、住職によるお点前も頂けるとの事でした。鶴屋吉信の生菓子が頂けるとの事でしたが、お昼前でもあり、1000円という事もあり、ご住職の後ろ姿の立派さにも気が引けて、遠慮してしまいました。茶室横には、足利七代将軍義勝10歳の時の作という墨画「達磨図」が掛けられていて、その非凡さを窺うことが出来ました。11-362.jpg
枯山水庭園「甘露庭(かんろてい)」は、冬枯れの季節とあって、寂しい感じでしたが、違う季節に訪れると、また良いようです。

「心ころころ ころころ こころ」もう一つの茶室に掛けられていた御軸です。妙に印象に残りました。近い距離に2つの茶室ですが、その間のお部屋も炉が切ってあったので、3室とも茶室な造りということになりますね~。