2014年11月27日
南禅寺 紅葉
11月17日 天授庵を出て、南禅寺境内をぷらぷら。
裏手の紅葉のグラデーションが見頃でした。
死体もなく紅葉さんもいらっしゃいませんでしたが、観光客は一杯。
ランチに向かいます。
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- by zuzu
- at 15:30
- in 008京都 洛東
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2014年11月27日
11月17日 天授庵を出て、南禅寺境内をぷらぷら。
裏手の紅葉のグラデーションが見頃でした。
死体もなく紅葉さんもいらっしゃいませんでしたが、観光客は一杯。
ランチに向かいます。
2014年11月20日
月曜だけ雨マークの天気予報となっていたのが、何とか北陸に逸れて曇り空となった17日。着物を着て、いそいそと紅葉狩りに出掛けました。
おととし、ライトアップ準備中で入りそびれ、去年は「そうだ、京都行こう!」のキャンペーン中で、敬遠してしまった南禅寺 塔頭 天授庵が見頃との事で、今年こそはと意気込んで行きました。
八千代さん前も綺麗なグラデーション。
塀からあふれ出た紅葉に、期待が高まります。
まずまずの紅葉具合。
奥へと進みます。
豊富な色合いに包まれている空間が、なんとも贅沢です。
秋明菊も愛らしい感じでした。
2014年11月15日
東山五条から、少し入り込んだ処に、河井寛次郎記念館があります。
大正・昭和にかけて京都を拠点に活動した陶工・河井寬次郎の住まい兼仕事場を公開したものです。月曜休みという事もあって、今まで訪れた事がなかったのですが、たまたま祝日の月曜に近くまで来たので、立ち寄りました。
明治23(1890)年島根県安来に生まれた寛次郎は、東京高等工業学校窯業科を卒業後、京都陶磁器試験所に入所しています。中国・朝鮮の陶磁の名作を範とした、技巧的な作品で、注目を集めた初期の作品から、実用的な陶器制作へと転換、「民藝運動」に深く関わる中期。
より自由な造形へと展開する後期。と、その作風は大きく三期に分類されるようです。
室戸台風で五条坂の自宅が損壊したことを契機に、自宅兼仕事場を自ら設計し、昭和12(1937)年に完成させたのが、この現在の記念館です。
当時の雰囲気をそのままに保存された建物からは、その生活ぶりがが思い浮かべられるような感じで、振り向くと寛次郎さんが、座ってにこやかにお茶をすすっているかのようでした。
2014年11月07日
12月14日まで、細見美術館で、「仙厓と鍋島 ―美と向き合う、美を愉しむ―」展が開催されています。
神尾勇治氏のコレクションからの展示だそうです。
仙厓義梵(せんがい ぎぼん)(1750~1837)は、臨済宗古月派の僧 で、博多・聖福寺の住持をされていたそうですが、洒脱な禅画を描いた事で有名です。子供の落書きのような筆致は、観る者を和ませてくれます。禅僧ですから、画に深い意味合いもあったりするのでしょうが、単純に楽しんでしまいました。東京の出光美術館にも、仙厓さんのコレクションが多くあり、以前観たような気がします。一枚ぐらい、おうちにあったらいいかも~とか、考えてしまいました。
佐賀・鍋島藩の藩窯であった鍋島焼は、ネット画面で素敵な置物を見つけてから、気になっていたので、この機会にもっといろいろ観てみようと思い、出掛けてきたのでした。青の色調が、目に心地よい焼き物でした。
2014年11月01日
11月30日まで、虎屋さんのギャラリーにおいて、「京版画 芸艸堂の世界」が開催されています。
明治24年(1891)年美術書出版社として京都に創業された芸艸堂(うんそうどう)さんは、現在、日本で唯一手摺木版和装本を刊行する出版社です。
貴重な版木も多数所蔵されているそうで、今回は、琳派400年にちなみ、その流れを汲む神坂雪佳や、伊藤若冲の版画「玄圃瑤華」などが展示されていました。
神坂雪佳の愛らしい作品はいつ見ても心が和みます。
若冲の「玄圃瑤華」は、拓版という技法で、摺られた木版画で、紙に立体感がでて、迫力があります。ちょっと、やってみたい感じです。
芸艸堂さんの出版物は、魅力的なものが多くて、古いものを見つけるとどうしても欲しくなってしまいます。
大判が多いので、保存スペースも必要で、値も張るのが困りものです。大規模な芸艸堂の歩み展なんかが、開催されないものでしょうか?ファンとしては、どど~と鑑賞してみたいところです。私の所有品、貸出しますよ~なんて。
「十二佳月能雅摺」より
アフターは、お隣の喫茶スペースで、お抹茶でまったりしました。