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2014年09月18日

ふら~り茶の湯旅

大西清右衛門美術館・泉屋博古館・野村美術館では、現在 3館相互割引「ふら~り茶の湯旅」と題して、茶の湯関連の展覧会を3館特別相互割引されています。それぞれ、入館料が少し違い、どこを先に訪れるかで、合計金額が変わってきます。

野村美術館では特別割引券の提示で、一般入館料700円が500円に、泉屋博古館及び大西清右衛門美術館では、入館料が2割引となります。泉屋博古館の入館料は、730円。大西清右衛門美術館の入館料は、800円です。さて、どこから訪れて特別割引券をもらうのが、最もお得でしょう?といった感じです(^^)
結局、まだ訪れた事のない大西清右衛門美術館からスタート。10-025.jpg10-022.jpg

三条釜座で、およそ400年、16代にわたり茶の湯釜の伝統の技を受け継いでらした大西家の美術館です。10-021.jpg
江戸後期、九代浄元の長男である十代浄雪と、その弟で、祖母方の奥平家を継いだ了保の作品を中心に多くの茶釜が展示されていました。早々に茶室で、一服。10-024.jpg
茶釜デザインが可愛い。花びらの形のお干菓子もあったのですが、撮る前に食べてしまいました。あしからず。10-023.jpg

野村美術館10-020.jpg
こちらは、大名道具の世界-茶の湯と能楽-というタイトル
江戸時代の大名家に伝わった茶の湯と能楽に関わる道具を中心に展示されています。茶道具の所有者が変わっていく変遷も書かれていて、そのやり取りを想像すると、わくわくしてしまいます。

最後に泉屋博古館 10-019.jpg10-018.jpg
-茶の湯釜の美- 住友家が収集した釜を中心の展示です。デザインを描くところからの制作過程の展示があり、ビデオスペースでは、福岡県芦屋釜の里による茶釜制作工程を動画で観る事ができます。
ビデオを観終えて、3館の展示が、ようやく腑に落ちた感じがしました。これまで、茶釜に特に注意を払ってこなかったので、随分勉強になりました。

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