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2014年02月01日

桂飴

江戸時代初期に創業した京都市西京区の飴店「桂飴本家 養老亭」が、昨年末で閉店し、357年の歴史にピリオドを打ちました。
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水飴を原料にした「桂飴(かつらあめ)」を昔ながらの製法にこだわって作って来られたそうですが、12代目店主・遠山隆夫さんは体力的に難しいという事で、閉店を決意されたとか。継承の申し出もあったようですが、断られたようです。

かつらあめの由来は古く、神功皇后の時代、大臣武内宿弥(たけのうちのすくね)の娘で桂姫と呼ばれる女人が手作りし、皇子(のちの応神天皇)を御育てしていたことに始まっているそうです。

その後、桂姫は山城の国・桂の里をたまわり、その地で飴の製法を伝え、これが「桂の飴」の起こりであるそうです。
桂飴本家 養老亭は、明暦2年、初代飴屋理兵衛が創業、以来350年、古来の製法そのままに作り続けてこられ、桂御所御用飴所としての栄誉を賜っていたそうです。

桂に長く住んでいましたが全然知らなかったので、最後に一つ頂いてみました。素朴なあっさりした味わいでした。終わってしまうのは残念な感じですね~。

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