2013年12月06日
清閑寺 紅葉 2013
11月25日 曇り空の中、東山山中の清閑寺に出掛けました。
六条天皇と高倉天皇の御陵も、静かに紅葉を迎えていました。
階段を登りきったところが、清閑寺です。
人っ子一人いない境内
黒田清輝がここに立ち寄った際に感銘を受け、「昔語り」という作品を描いたそうです。
高倉天皇の寵愛を受けるも、平清盛の怒りに触れ、清閑寺で出家させられた小督の物語が描かれています。
要石 ここに立つと京都の街が扇を開いたように見え、その扇の要にあたる事から、「要石」と呼ばれています。
小督の桜
茶室「郭公亭」跡 幕末に西郷隆盛と清水寺成就院住職の月照上人が密談した場所ですが、腐食激しく、平成3年解体されたそうです。
高倉天皇は、小督のいる清閑寺に葬ってほしいと遺言して21歳で亡くなられています。
清水寺にほど近いこちらのお寺は、静かに平安の御代を想う事が出来る場所でした。
- by zuzu
- at 11:18
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