2013年05月23日
美の競演 京都画壇と神坂雪佳
5月20日まで高島屋で、『美の競演 京都画壇と神坂雪佳』展が、開催されていました。
明治から昭和にかけて活躍した竹内栖鳳、上村松園、堂本印象ら京都画壇を代表する画家たちの作品と、琳派を継承しつつ近代デザインの先駆者となった神坂雪佳の図案による工芸など計約70件の展示です。
京都市美術館と細見美術館のコレクションからの展示なので、両方のコレクション展をよく観ている私としては、結構お馴染みの作品群だったので、ほとんど再会といった感じでしたが、何度観ても飽きない好きな作品ばかりなので、気軽に楽しめました。
神坂雪佳のガラスの器に入った正面からの金魚を描いた『金魚玉図』も展示されていました。細見美術館蔵ですが、最近、よく観ているテレビドラマ『鴨、京都へ行く。』の中で、鴨さんのお部屋に掛かっています。
雪佳の作品は、琳派を継承しつつも、モダンでちょっととぼけたようなニュアンスが独特で、観ているとほっこりしてくるように思います。
- by zuzu
- at 17:01
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