2012年07月28日
祇園祭 その8 伯牙山
新町の綾小路西入るには、伯牙山があります。
春秋時代、楚の国に伯牙という琴の名手がいました。彼の弾く琴の音色を聞き分け、その想いを汲み取ることのできる唯一無二の友 鍾子期の死を知った時、絶望と悲しみから彼は琴の弦を断ってしまい、二度と弾かなかったという事です。
ご神体は、手に斧を持ち、琴を今にも打ち破ろうと見おろしている伯牙の姿を現しています。
「伯牙琴を破る」ということわざになっています。「伯牙絶弦」・「断琴」とも云われています。
- by zuzu
- at 14:16
comments