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2011年01月22日

第45回 京の冬の旅 -妙心寺 鱗祥院-

京の冬の旅 2か所目は、同じ妙心寺内の鱗祥院です。境内図的には隣なのですが、入口がどちらも西側の為、来た道を引き返し、法堂前を通り抜けて、西側に回らなくてはいけません。塀乗り越えた方が近いかも~とか、考えてしまいました。396.jpg
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寛永11年(1634)江の長男・徳川三代将軍家光が、春日局の冥福を祈るため、碧翁愚完和尚を開山として建立した塔頭寺院です。394.jpg
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写真左手の建物が、後水尾天皇から下賜された御霊屋です。仙洞御所にあった釣殿を下賜され、その後 能舞台としても使われていたものをこちらに移し、御霊屋としました。小堀遠州作と伝わる「春日局坐像」が、正面に安置されています。392.jpg
方丈では、春日局と交友のあった海北友雪の筆による襖絵「雲龍図」「山水図」などを鑑賞しました。雌雄の雲龍図が描かれているのは、めずらしいのではないかと思います。雌の龍の角は、下向きなのですね?!(1枚目の写真の立て看板の龍が雌です。)
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春日局が家光より賜わった「百椿図屏風(ひゃくちんずびょうぶ)」には、いろいろな種類の椿が描かれていて、興味深いものでした。390.jpg
     

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