2010年12月29日
やっぱり、大好き 松園さん
12月12日まで、国立近代美術館で、上村松園展が開催されていました。
平成11年に没後50年記念と題して、文化博物館で展覧会があったので、そのときの記憶がまだ鮮明に残っていたのですが、やはり大好きな松園さんの展覧会となれば、観に行かねばなるまいと、出掛けました。
チケット
1章 画風の模索、対象へのあたたかな眼差し
2章 情念の表出、方向性の転換へ
3章 円熟と深化
3章の1 古典に学び、古典を超える
3章の2 日々のくらし、母と子の情愛
3章の3 静止した時間、内面への眼差し
1章の始めの方の初期の作品に記憶にない作品が2,3点ありましたが、ほとんどは以前の展覧会で観た作品でした。まあ、すでに亡くなっているのですから、新作があるはずもないのです。変わったところといえば、観る側が10年の歳月を経たという事実のようで、初めて観た時の感動はすでにないのですが、この人の作品が好きな理由が明確に理解できるようになったようでした。松園さんワールドを、とっぷり堪能し、グッズ売り場であれこれ悩み、マグネットと本を買い求めて、帰りました。
- by zuzu
- at 09:07
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