先日、楽しみにしていた映画『マザーウォーター』を観に、京都シネマへ行ってきました。
入口に映画の中で登場する銭湯の暖簾が掛けられていました。(欲しい・・・。)
*この暖簾、11月5日(金)~11月10日(水)まで、ロケ地となった南区西九条唐橋町にある「日の出湯」さんの表に掛かっているそうです。
『かもめ食堂』『めがね』『プール』という三作品を手掛けたプロジェクトチームの第四弾の映画で、今回は京都を舞台としています。鴨川や白川など、水の流れが一つのキーワードになっています。
ウイスキーしか置いていないバーを営業するセツコ(小林聡美)、疏水沿いのコーヒーショップ店のタカコ(小泉今日子)、豆腐屋さんのハツミ(市川実日子)とそれぞれ、水を感じさせる3人の女たち。
家具工房で働くヤマノハ(加瀬亮)、銭湯の主人オトメ(光石研)、銭湯手伝いのジン(永山絢斗)、そして散歩する人マコトを、毎回独特の空気感でおなじみのもたいまさこさんが演じています。
そんな登場人物の間に、いつもいるのがポプラという名前の男の子です。この子がなんともいい空気を出しているのです!
水がひたひたと流れ続ける感じや、そよぐ風のにおいが伝わってくるような空気感が、おだやかな気持ちにさせてくれます。
出口は男湯です。
鑑賞後、翌日ぐらいに、屋上で洗濯物を干しながら映画を思いだし、今の自分の生活も悪くはないねと妙に納得して、気持ち良くなってしまいました(^^)