2010年10月11日
土佐稲荷・岬神社
木屋町通蛸薬師の元 立誠小学校(りっせいしょうがっこう)の北側を、河原町へと抜ける途中に、土佐稲荷・岬神社があります。
室町時代初期の貞和4年(1348)に、鴨川西寄りの中洲の岬に祠を建て祀られたのが始まりだそうです。
その後、江戸初期に土佐藩京屋敷内に遷座され、通称「土佐稲荷・岬神社」とよばれるようになりました。
土佐藩の人々をはじめ、坂本龍馬や中岡慎太郎などもこの神社を崇め、近隣の人々からも尊崇されたので、町衆にも屋敷内の通り抜け参拝が許されていました。
土佐藩邸が売却されるとき、下大阪町に移されましたが、 その後、備前島町の近江屋井口新助が元土佐藩用人邸を買い取り、明治20年(1887)にこの地に遷座されたということです。
こちらの龍馬像のかけらを持っていると、願いが叶うとか恋の想いが叶うとして、像を欠いて持っていく人が多かったようで、ぼろぼろになってしまっていましたが、新しくなってからはご無事のようで何よりです。
見張り番?
- by zuzu
- at 09:00
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