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2010年09月04日

北白川石仏 子安観音と大日如来

北白川バス停近くの旧道、かつての白川村の入口にあたる辻の角に、大きな石の仏像が座ってらっしゃいます。874.jpg
阿弥陀如来座像ですが、「子安観音」「安産の地蔵さん」と呼ばれ、地域の信仰を集めています。873.jpg
別名を「太閤の石仏」とも呼ばれているそうです。 これは太閤秀吉が昔この地を通りかかった時、この大きな石仏を気に入り、聚楽第に運ばせたところ、夜になると不気味なうめき声をあげるので、石仏がもとの地に戻りたいのだろうということで、早速もとの北白川の地に戻されることになったというものです。872.jpg
後ろ側にも石仏が、たくさんいらっしゃいます。

今出川通を渡った南側にも大きな二体の大きな石仏が祀られています。871.jpg
共に大日如来像です。
その横には、江戸時代末の嘉永二年(1849)に立てられた大きな道標があります。
どちらも街道沿いに祀られ、人々の安全を祈願されていたのでしょうね。

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