2010年08月19日
大文字はんを 飲み干す
大文字も終わり、今年の夏も終盤ですね。
写真は、16日お昼の準備中大文字です。
昨年より、今年の大文字が定休日にあたる事を知り、楽しみにしていました。
今年こそは、鴨川の床で、大文字をお酒の入った杯に写し、それを飲み干して無病息災を願うという京ならではの風情を味わおうと予約しておきました。
心頭滅却して、気合をいれたコーディネートはこちらです(^^)
明るいシンプルな紺地の絽の着物に千鳥の帯です。
お邪魔したのは、木屋町御池上るの「めん坊」さんです。
少し風があり、エアコンの効いた部屋ほどの快適さは望めませんが、なんとか涼しげな顔を取り繕います。グルルメネタをあまり書かないものですから、先付と八寸は、速攻食べてしまい、写真はありません。
お造り
床は満席で、私の他には、浴衣姿の御嬢さんが二人いらしただけで皆さん洋服です。
冷し鉢
御凌ぎ
鴨川べりにも人が増えてきました。
焼き物
冷酒を注文して持ち込んだ黒塗りのお盆・杯などをスタンバイ。
点火が始まり、床も照明を落とされました。
お盆の方がいいのか、杯の方がよいのか、角度を変えて眺めて見たりの大騒ぎ、杯に映ったのですが、写真的には今いちの写り?
取りあえず、回し飲んで、納得した次第です。
お見送りを終え、照明も点いて、食事再開です。
中皿
お隣のジェフさんも、こちらに声を掛けてらっしゃいました。
油物
留め
讃岐うどんです。腰があってひんやりうれしい一品です。
水物
好物ばかりのメニューでお料理も満足し、大文字も飲み干して、念願叶い雅な風情を満喫した夜でした。
- by zuzu
- at 16:45
comments
鴨川の床からの大文字ですか。
なんてうらやましいんだ。
一度は行ってみたいけど、
なかなか機会は来そうにないですね。
いいなぁ、
これぞ京都、これぞ都、これぞ文明。
なおくん 私も初めての体験でした。
昨年から、これをやってみたいと考えていたのです。
私の業界の習慣では、この日が休みにあたる事が少ないので、
こんなに優雅に送り火を迎えるのは、めずらしい事で、
満喫できました。
ふくろうさん 本の中でこの送り火の過ごし方を見て以来、一度はやってみたいと思っていたのです。
もう一回ぐらい、体験してみたくなってしまいました(^^)