2010年06月21日
京都市考古資料館
少し前に、京都市考古資料館にお邪魔しました。ご近所で入館無料、写真撮影OKという所ですが、月曜定休の為、なかなか入れずにいました。
たまたま、修学旅行生と鉢合わせしたため、解説付きで見学出来ました。
京都というと、平安時代以降ばかり考えてしまいますが、もちろんその前があるわけです。
先土器時代
岡崎の京都市動物園内から、今から２万数千年前の動物の足跡が発見されました。ヤベオオツノシカやヘラシカなどで写真下がその足跡です。
白樺が自生するかなり寒い気候だったそうです。石器を使い山野に獲物を追う人々がいました。
縄文時代
北白川の地に約８０００年から８５００年前の縄文時代早期の竪穴住居跡が見つかっています。住居を造り、土器を作って煮炊きや貯蔵をする生活へと、向上しています。
弥生時代
農耕が始まり、一定の場所に住まいする生活へと変化してきました。川の中から発見された烏丸綾小路遺跡では多くの土器が見つかっています。貧富の差も出てきます。
古墳時代
渡来人の技術の伝来により、水田開発が盛んに行われ、各地で豪族が力を持つようになります。
写真の前方後円墳の天皇ノ杜古墳は、古墳時代前期、樫原一帯を支配した豪族の首長の墓です。
癒し系？埴輪
写真は太秦にある蛇塚古墳です。巨石を積み重ねた石室が露出しています。秦氏一族の首長の墓とみられています。
- by zuzu
- at 09:30
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