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2010年06月12日

出世稲荷神社

千本通旧二条下ルにある出世稲荷神社にお参りしました。p6793.jpg
もともとは豊臣秀吉の聚楽第の邸内社として創建されたものです。
豊臣秀吉は幼いころからお稲荷さんを信仰していて、天正15年(1587年)に造営した聚楽第に、この稲荷神を勧請しました。
翌年、後陽成天皇が聚楽第に行幸され、稲荷社に詣でられた折に、「出世稲荷」の号を授けたそうです。p6792.jpg
聚楽第取り壊しの後に、江戸時代 寛文3年(1663年)に現在地に遷座し、公家・大名・一般庶民の尊崇を得ました。江戸中期には最も栄え、鳥居の数も329本あったそうです。

末社に福石大神、寿石大神、禄意思大神という神様が祀られています。ご神体はそれぞれ石で福禄寿を意味しています。p6791.jpg
中央は勝石、右は取り石、左は打ち出し石とも呼ばれていて、賭博相場師の信仰厚い神様であったそうです。
p6790.jpgp6789.jpg

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