2010年05月19日
幸神社
幸神社(さいのかみやしろ)は、御所の北東、河原町通今出川上る幸神町にあります。
ご祭神は、猿田彦神で、天孫降臨の途上、邇邇芸命(ににぎのみこと)が、高天原から葦原中津国(日本)に向かわれたとき、分かれ路に立って道案内をされた神です。またこの社にお祀りされている天鈿女命と結ばれたことから、縁結びの信仰があります。
この社は平安京の鬼門除けの守り神として、都の東北に建てられていました。都より出雲郷へ行く路を出雲路といい、そこに建つこの社を出雲のさいのかみと呼んでいたようです。
現在地への移転時期については、応仁・文明の頃兵火に罹り、それ以後に当地に遷座したと考えられています。
”おせきさん”と呼ばれている「陽石」が神社の鬼門の方角にあります。この石が平安時代のご神体であるといわれています。
拝殿の前には鬼門封じの猿をモデルに描かれた絵馬が沢山かけられています。
方除けと縁結び祈願によいようですね。
- by zuzu
- at 12:34
comments
この神社を初めて知った時、
幸せの神社とは凄いと思ってしまいました。
でも、そういう意味合いも持たせて当てた漢字なのでしょうね、きっと。
秋になったら、また萩を見に行こうと思っています。
室町今出川下るに、福長神社(ふくながじんじゃ)という所もあるそうで、セットでお参りすると、幸福長く 続くかも・・・です(^^)
萩がありましたか。しっかり見ていませんでした。豆もちを食べる為の縁台には気付いたのですが・・・。