2010年02月18日
後堀河天皇と御苑の梅
建暦2年2月18日(1212年3月22日) 高倉天皇の第二皇子の守貞(もりさだ)親王(後高倉院)の第三皇子 茂仁(とよひと)後の後堀河天皇が生まれました。
承久の変で後鳥羽上皇らが流刑された後、10才で鎌倉幕府による推挙で天皇となりました。父親の守貞親王(行助)が後高倉院として、院政を行いました。貞永元年(1232年)、院政を行うべく、まだ2歳の四条天皇に譲位しましたが、元来、病弱であったためか、2年足らずの天福2年(1234年)に23才で崩御されました。泉涌寺を御願寺とされ、崩御後、山内の観音寺陵に葬送されました。
孝明天皇の御陵へ向かう途中の山道を左に上ったところに御陵があります。
在位中の皇居は現在の京都御所です。御苑の梅が少し咲き始めています。
あいにく、やっと雨が上ったばかりの曇り空でしたが・・・。
- by zuzu
- at 13:28
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