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2010年02月16日

京の冬の旅 2010 泉涌寺 御座所・霊明殿

-京の冬の旅 2010- 4箇所目は、泉涌寺 御座所・霊明殿に出掛けました。
孝明天皇の位牌を祀る皇室の菩提所ということで、幕末シリーズとしての公開です。
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この御座所は、明治15年(1882)霊明殿炎上とともに、庫裡・書院も焼失したため、明治天皇が、霊明殿の再建と併行して京都御所内にある皇后宮の御里御殿を移されたものです。文化15年(1818)に造営されたものの移築ということです。現在も皇族の方が休憩時に使われているそうです。
六室に別れ、南側は西から侍従の間、勅使の間、玉座の間、北側は西から女官の間、門跡の間、皇族の間と呼ばれています。それぞれに趣向を凝らした襖絵が飾られています。
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昭和天皇がここの庭を眺めて歌を詠まれたそうです。
春ふけて 雨のそぼふる いけ水に 
       かじかなくなり ここ泉涌寺
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明治17年、明治天皇によって再建された霊明殿には、四条天皇御尊像(木像)と御尊牌をはじめ、歴代の天皇の御尊牌が祀られています。ちょっと、空気感が違うような。

海会堂は京都御所内の御黒戸を移築したもので、歴代天皇、皇后、皇族方の御念持仏30数体が祀られているそうですが、距離があって暗くて、わかりませんでした。

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