2010年01月29日
光格天皇御胞塚
清荒神 護浄院には、光格天皇の御胞塚(おんえなづか)がありました。
胞衣とは、胎児を包んでいた膜や胎盤のことで、後産として体外に排出されるものですが、これを、かわらけに入れ、のし結びや小刀を副えて吉方の土中に納める習俗があったそうです。健やかなご成育を祈願するものだそうです。
そういえば、西院の春日神社にも、仁孝天皇御胞衣塚があったようです。
光格天皇(1771~1840)は、東山天皇の孫 閑院宮典仁親王の第六皇子です。明治天皇の3代前です。後桃園天皇の養子となって、第119代の天皇となりました。天皇は、天明の大火で焼失した京都御所を平安京大内裏の古制に則って再建し、朝儀復興を図るなど朝廷の権威の復興に努めました。実父親王に太上天皇号を贈ろうとした事件(尊号一件)で江戸の幕府との関係に緊張をもたらしています。
- by zuzu
- at 09:08
comments
いけず!
こんなん、みおとした!
理由は二三日たったら判ります。
ふくろうさんも、荒神さんに行かはったんですね。記事楽しみにしています(^^)