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2010年01月28日

護浄院 初荒神

毎月28日は三宝荒神の縁日で、一年で最初の縁日である1月28日は「初荒神」と呼ばれています。荒神は仏・法・僧の三宝の守護神とされるために三宝荒神とも呼ばれています。三宝荒神はまた、屋敷神、あるいは地神(じがみ)と考えられ、近世になると、カマドの神とされ、台所の火の用心の神さんとして祀られています。p7750.jpg
河原町通荒神口を西へ50mほど入った鴨沂高校の東側にある護浄院は、きよしこうじんさん呼ばれる荒神さんです。
宝亀2年(771年)に光仁天皇の子の開成皇子(桓武天皇の異母兄)が仏門に帰依し、摂津国勝尾山(現在の大阪府箕面市)の草庵にて修行中、現れた荒神に感得され、自らその荒神を模刻し三宝荒神尊として一宇を建て祀ったのが始まりとされています。
後小松天皇の勅命により明徳元年(1390年)に乗厳律師が下京の醒ヶ井高辻付近に移し、その後、慶長5年(1600年)に現在の地へ移転しています。p7749.jpg
火の用心の御札は、以前は愛宕さんのを、知り合いに頼んで買ってきてもらっていたのですが、引っ越した事から、このところ台所に無くて、どうもよろしくないと感じていたものですから、これからはこちらのを貼っておこうかと、求める事にしました。p7748.jpg
火の用心 御札 小 300円なり。


 

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