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2010年01月26日

京の冬の旅 2010 東寺 小子房

京の冬の旅 2010 では、東寺は五重塔の他に、小子房の特別拝観があります。講堂の西側にある本房の南隣です。
本房p7758.jpg
左へp7757.jpgp7753.jpg
p7754.jpg
小子房は昭和9年に再建された建物です。p7756.jpg
庭は、7代目小川治兵衛によるものです。庭の奥に蓮華門があります。弘法大師は晩年、この門から、高野山に向かったそうです。隠棲のため、東寺を後にする空海を念持仏として山院に祀っていた不動明王が、見送りに現れたそうです。その足元は道に蓮華の花が咲いたことから、この門を蓮華門と呼ぶようになったそうです。
内部を飾っているのは、日本画家・堂本印象の襖絵です。5室には水墨画が、奥の「勅使の間」には金箔地に極彩色の絵が描かれ、御修法時に天皇の御衣を入れる唐櫃も展示されています。
勅使門p7755.jpg
この門の正面の部屋は鷲が描かれている「鷲の間」。その他の部屋は「牡丹の間」「瓜の間」「枇杷の間」「雛鶏の間」の水墨画が和める感じです。「勅使の間」だけが、雅やかに光り輝いている感じです。p7752.jpg
かつては、後宇多法王や光厳上皇が住まいされていたこともあったそうです。

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