2010年01月18日
京の冬の旅 2010 金戒光明寺 続編
冬の旅のパンフレット表紙になっている文殊菩薩や吉備観音、そして平成23年の法然上人八百年大遠忌記念として整備された紫雲の庭も見学しました。
紫雲の庭は、法然上人の生涯と浄土宗の広がりを枯山水の中で表現したものです。三つの部分に分かれた構成になっています。
「幼少時代 美作の国」
それぞれの石が、父・母・本人(勢至丸)など、人物を表しています。
「修行時代 比叡山延暦寺」写真左上
「浄土開宗 金戒光明寺の興隆」
池は琵琶湖を表していますが、元々は熊谷直実がこの地で出家した時、鎧を洗った池で、「鎧池」といわれています。
法然上人43歳の承安5(1175年)、比叡山の修行を終えてこの地で念仏をされた時、紫雲が全山にたなびき、光明があたりを照らしたことから、ここに浄土宗最初の念仏道場を開いたとのことで、この庭の名前の由来となっています。
- by zuzu
- at 09:06
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