2010年01月20日
京の冬の旅 2010 東寺 五重塔
823年(弘仁14)1月19日、嵯峨天皇は 官寺だった東寺を、空海(弘法大師)に下賜されました。
空海50歳の時です。空海は東寺を真言密教の根本道場とし、講堂、五重塔の工事に着手しました。
世界遺産でもあり、幕末期 鳥羽伏見の戦い時に官軍の本営が置かれた事などから、今年も冬の旅の中に五重塔と、小子房が入っています。
五重塔は過去に4回も焼失していて、現在の塔は5代目です。
1644年に徳川家光の寄進で再建され、現在に至っている総高55mの塔です。
大日如来に見立てた心柱を守るように4体の如来像などを安置した初層内部の拝観となります。
ピラサンカの実が、重そうに木一杯になっていました。
身は高野 心は東寺に おさめをく
大師の誓い 新たなり
明日に続きます。
- by zuzu
- at 10:45
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