2009年12月08日
右近の橘
『日本紀略』によると、京都御所の紫宸殿に天徳3年(959年)12月7日あらたに橘樹1本が植えられたそうです。
南階下西側に植えられ、朝儀のとき、右近衛府の武官の列する側にあたることから、右近の橘と呼ばれるようになったようです。
写真は、御所ではなく、白峯神社のものです。
反対側は、左近の桜ですが、最初は梅だったそうですね。
橘の実は、不老長寿の妙薬という言い伝えがありますが、かわいらしい実が鈴生りになっている様は、お雛さんで子供の頃からなじみ深いものです。
- by zuzu
- at 10:37
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