2009年10月31日
日本茶の日 栄西
10月31日は日本茶の日とされています。
建久2年(1191年)10月31日、臨済宗の開祖・栄西が、宋から帰国し、お土産に持参したお茶を日本に広めた事に因んでいます。
我が国に茶の種が入ったのは、この時が初めてではなく、古く奈良朝時代ではないかとも言われています。平安時代には、貴族・僧侶の上流社会の間にのみ喫茶の慣わしがありました。
広く喫茶を奨励し、一般社会にまで拡大したのは、栄西によるものです。
『喫茶養生記』の序で、栄西はこう述べています。
「茶は養生の仙薬なり。延齢の妙術なり。」
僧においては、座禅の際、眠気覚ましには特効薬であり、一般の人に対して茶は保健上から良薬であると薦めています。
東山区大和大路通四条下る小松町の建仁寺に茶碑が建てられています。
平成の茶苑
桑の碑
『喫茶養生記』の上巻には茶の効用、下巻に桑の効用を詳述しているそうです。
病には五種の相あり。一に飲水病、二に中風、三に不食、四に瘡病、五に脚気。
そしてこれらの諸病を治する妙薬は『桑』であり、これを服すれば長寿無病を得られるということです。
現在でも桑茶は美容・ダイエット・健康に良いと広く販売されてますものね~。
そしてこれらを囲む垣根は全部、茶の木です
かたわらで洗顔中の猫
顔は洗ろたけど・・・。
やっぱ、眠い・・・。
ちょっと、さっきぃからそのシャッター音うるさいねんけど!
目ぇ、覚めてしもたやんか!
- by zuzu
- at 09:03
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