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2009年09月09日

重陽の節句

9月9日は重陽の節句です。
中国では、奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句のひとつとしてきました。

菊の花は不老長寿の薬とされていて、菊の香りを移した菊酒を飲むなどして邪気を払い長命を願うという風習がありました。これが日本に伝わり、平安時代には「重陽の節会(ちょうようのせちえ)」として宮中の行事となり、江戸時代には武家の祝日となりました。

平安時代、菊の被綿(きせわた)といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、宮中の女官たちが身体を撫でたりした様子が枕草子や紫式部日記に残っています。
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古来の風習を懐かしみ、今宵は、菊酒に酔いしれてみましょう。菊花とほうれん草のおしたしも、作ってみました。p8587.jpg

菊慈童が出てきて、舞を舞う様など想像して・・・。

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