2009年08月08日
ひょうたんの日
数字の「8」がひょうたんの形に似ていることから、全日本愛瓢会が8月8日を「瓢箪の日」と制定しました。というわけで、今日は瓢箪に関係したお寺を取り上げます。
〈福勝寺〉
千本出水西入の福勝寺は別名をひょうたん寺といいます。その由来には、2つの話があります。
1つは、秀吉が、福勝寺の歓喜天を篤く信仰し、出陣の際に武運を祈願して瓢箪を奉納し、戦いに勝つとその瓢箪を頂戴して帰り、千成瓢箪を造って旗印にしたという逸話によるというものです。
又1つは、福勝寺の創建以来伝わる伝統的なお守りが、宝珠(ほうしゅ)を2つ重ねた形をしていることから、それがひょうたんの形に似ているとして、鎌倉時代ごろからひょうたんをお守りとして用いるようになったというものです。
〈退蔵院〉
右京区花園の妙心寺 塔頭である退蔵院は、如拙の傑作 国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」で有名です。
パンフレットからのコピー 瓢鮎図茶室にも瓢箪の意匠が施されています。内側からお抹茶と瓢鮎菓子を頂きました。ご住職の手による掛け軸
- by zuzu
- at 09:02
comments