2009年05月12日
千本えんま堂狂言 その3
最後の演目は、人気の「土蜘蛛」です。病に伏せる源頼光見舞いの訪れる渡辺綱と平井保昌能の舞台では、見舞いに訪れるのは、胡蝶という侍女で、もう少し妖しく色っぽい感じになります。二人の下がったあとに、僧に身を変えた土蜘蛛の登場頼光は名刀「膝丸」で戦いますが、取り逃してしまいます。私も肝心の蜘蛛の糸のシーンを撮り逃してしまいました(^^)騒ぎを聞き駆けつけた渡辺綱と平井保昌は、松明を持って血の跡を辿り、土蜘蛛退治に出掛けます。
能では、警護の独武者とか従者とかあり、渡辺綱と平井保昌の名前は出てきません。土蜘蛛登場ついに土蜘蛛を切り伏せます。
パンフレットには、この狂言でまかれる糸の一部をを持って帰ると、災難や盗難よけになり、お金が溜まると言い伝えられていると書かれていて、演目が終了すると、拾いに集まる人たちが多くいます。糸を持ち帰る人が多くて、今回は、先端の鉛玉をたくさんゲット出来ました(^^)糸と鉛玉、どちらにご利益が多いのやら?
- by zuzu
- at 11:17
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