2009年03月16日
東向観音寺 蜘蛛塚
蜘蛛塚といえば、やはり、天神さんの手前左手にある東向観音寺にある蜘蛛塚の方も、見ておかなくてはと、北野まで、歩いて行きました。最初、東西向き合って堂宇があったそうですが、西向きの堂が廃絶したため、このような名前で呼ぶようになったようです。
入った右手に白衣観音を祀る堂宇があり、子授け観音・世継観音という名前で知られています。左手奥に大きな五輪の石塔があります。道真公の母、大伴氏を祀っているものです。その手前奥にある古い石塔がお目当ての蜘蛛塚です。
妖気漂う感じがなんともいえません。
観音寺を出て、天神さんに向かう途中に伴氏社があります。梅園は、散り初めているようですが、境内には、まだ多くの梅が咲いていて賑わっていました。
さらに進んで、中門
こちらを入った左手に、関連した灯籠があります。
源頼光の四天王の1人、渡辺綱の奉納した石灯籠だといわれています。
一条戻り橋のあたりで、美女に化けた鬼を自らの馬に乗せてしまい、愛宕へ連れていかれそうなそうなところを、鬼の腕を切り落として、ようよう難を逃れ、気づくと、天神さんの回廊の屋根であった。という話で、そのお礼に奉納された石灯籠だそうです。
真新しい覆屋は、昨年11月に、洛中ライオンズクラブによって寄贈されたものだそうです。ライオンズクラブの方も鬼に出会ったのかしらん?って、そんな事はないか(^^)
- by zuzu
- at 07:38
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