2009年03月12日
建勲神社
北区の船岡山に、信長の霊を祀っている建勲神社があります。
平地を歩くのは、得意ですが、縦方向の移動、いわゆる階段は苦手です。ここは、石段を上がっていかなくてはいけません。説明書によれば、徒歩3分ということなので、意を決して(そんな大層な事ではありませんが)上がってみました。階段途中で、休憩して、横を見ると、かつて焼き払った比叡のお山が見えました。
信長が出陣の際に歌ったという幸若舞の敦盛の一節が、刻まれていました。人生50年を待たずに、48歳で死んでしまったのですが、普通の人の何倍ものスピードで大急ぎで生きた人生だったような気がします。
先日の大河ドラマで、上杉謙信も、49歳という同じような歳で亡くなりましたが、 「四十九年 一睡の夢 一期の栄華 一盃の酒」 という辞世の句が強く印象に残りました。
青く霞む大文字を見ながら、遠い戦国武将たちの生き様に思いを馳せた時間でした。
- by zuzu
- at 17:39
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