2009年02月11日
神光院
2月9日 西加茂の神光院を、訪ねました。
鎌倉時代 1217年(建保5年)上賀茂神社の神主 賀茂能久(よしひさ)が、神託を受け、この寺を創建したと伝えられています。
密教の道場として栄えたが、災火により堂宇を焼失。
明治11年、和田月心により、再興され、現在に至っています。
本尊弘法大師像は、空海42歳の時の自刻の木造と伝えられ、厄除け大師として信仰を集めています。
東寺・仁和寺と合わせ”京の三弘法“の内の、”上(かみ)の弘法さん“として親しまれています。
厄除け、眼病祈祷の寺として知られ、毎年7月21日と土用丑の日には、弘法大師の残した秘法「きゅうり封じ」が行われます。
時代劇の撮影にもよく使われているそうです。
幕末の女流歌人で陶芸家の太田垣蓮月が、晩年この寺に隠棲していたことでも知られています。
蓮月尼旧栖茶所(れんげつにきゅうせいちゃしょ)
終の住まい
不動明王が祀られています。
- by zuzu
- at 10:39
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