2009年01月22日
京の冬の旅 パート2
1月20日 東福寺まで、足を延ばしました。バスの中の小冊子「おふたいむ1」の表紙に使われていた勝林寺の虎の襖絵が気になり、毘沙門天もやっぱり観ておきたいし、京の冬の旅 パート2に出掛けることにしました。JR東福寺駅から、大体の方角に歩いていくと、ところどころに表示があり、なんとなくたどり着きました。ちょっと北のはずれにあるため、矢印がないときっと、わかりにくかっただろうと思われます。毘沙門天さんは、北の守り神だから、東福寺の北側にあるとのことで、なるほど、そうゆう事かと納得しました。鞍馬も京の北にあり、毘沙門天さんを祀ってありますからね。
受付で、妙心寺でもらったスタンプラリーを差し出すと、「はい、卒業ですね」と3つ目のスタンプを押してくれました。
これで、どこかで、ちょっと一服のお茶の接待が受けられます(^^)初公開の毘沙門天は、薄暗くて、お顔までははっきりわからないのが、とっても残念でした。ガクトが大河ドラマで、上杉謙信を演じて以来、すぐ感化されてしまう私は、ちょっと毘沙門天を崇拝したい気分なので、これからほかのところもたずねてみようと思います。鞍馬も、山科の毘沙門堂も行ったことがないものですから…。
お目当ての虎の大襖絵(櫟 文峰 作)は、間近に観る事ができました。
橋本関雪に師事されていたようで、古い絵のように猫のような虎でなく、かなりリアルに細かい描写の迫力ある襖絵でした。もちろん写真不可ですが、色紙を買ったので、その写しを公開します。襖自体が、波打ってしまっているので、修復する必要があるように思います。この1頭の虎は、毘沙門天を表しているそうです。反対側に2頭の虎も描かれていて、そちらは、毘沙門天の奥さんにあたる吉祥天と子供にあたる善膩師童子(ぜんにしどうじ)を表しているそうです。他にどのような絵を残されてるのか、観て見たいという気持ちになりました。
- by zuzu
- at 14:56
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