2008年11月20日
高桐院
11月17日 紅葉情報に誘われ、大徳寺まで歩いて行きました。
特別拝観の行われている塔頭も多いのですが、今日のお目当ては高桐院です。途中で、芳春院の入り口の赤い色合いにも誘われ、寄り道しました。
大徳寺は、広くて、石畳の道は、美しいのですが、ヒールの靴には適していません。歩きやすい靴を履いてくればよかったなと、考えているうちに、たどり着きました。
雑誌などによく載っている石畳の道は落葉にはまだ早くて、ここに敷き詰められた落葉をみるのは、10日ほど?待った方が、よいようです。
緑と赤、オレンジ、黄色など、多様な色彩の妙がこの時期の楽しさです。
ここから、400円の拝観料が、必要です。
今年の紅葉は、なかなかのものです。
建物とのコントラストが、なんとも美しく、できれば一人静かに眺めたいものですが、周りは観光客でいっぱいです。静かに観賞してらっしゃる方もありますが、けっこう賑やかな団体もあります。秋ともなれば、「そうだ!京都行こう!」って感じですから、仕方がありません。レンズの中に、一瞬の静寂を残そうと、じっと人の切れ間を待ちます。静かに観賞してらっしゃる方には、このシャッター音も、うっとおしいに違いないのですが。
一際あざやかな赤に、ハッとします。火のようなとも、血のようなとも形容したくなるのは、細川ガラシャ夫人を感じてしまうからでしょうか。
庭を廻ってまた室内に戻ります。
- by zuzu
- at 09:11
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