2007年10月24日
10月22日 時代祭
10月22日 時代祭を見ました。これまで、行列の全体を見たことがなかったのですが、今年は新しく室町時代が増えたということで、この機会にとカメラ片手に出かけました。
時代祭が始まった当初は、足利尊氏は、後醍醐天皇を追放した逆賊だとして、室町時代を意図的に外していたそうで、私としては真田広之主演の大河ドラマ「太平記」のイメージしかなく、それまで悪役だったとは、全く知りませんでした。室町時代といえば、京都文化の栄えた華やかな時代ですから、歴史の流れとしてやはり、なくてはならないでしょう。新調した室町時代の衣装は1億かかったそうで、誇らしげにポーズをとってくれた人もありました。馬上の足利将軍は人物不特定であったのが、残念な感じもしましたが、誰か一人にモデルを絞り込むとしたら、どの将軍をセレクトするのがよいのでしょうか?尊氏?義満?それとも義政でしょうか?
そんな事をあれこれ考えているうちに、「洛中風俗列」がやってきました。
風流踊りを見たいと、しばらく行列を追いかけて歩きましたが、どうも踊ってくれそうにないので、立ち止まった列に付き添っている人に、厚かましくも声をかけました。「ねぇ、おじさん、踊らへんの?どこで踊るの?」振り返ったその人は、「平安神宮、止まったとこ」と。「今、止まってるやん」と食い下がりましたが、踊ってもらえませんでした。それにしても、このおじさん、すっごくよくお目にかかった事のある人なんだけど、誰だったっけ?思い出せないまま、行列は、行ってしまいました。おかしい。よく知ってる人なんだけど?よくよく考えると、なんと、狂言師の茂山千之丞さんではないですか!気づくの遅すぎ(;´д`)た、た、大変失礼いたしましたm(_ _)m風流踊りの振り付けを担当された関係で、一緒に歩いてらしたんですねぇ。能・狂言ファンを名乗るのは、しばらく控えて、勉強し直しましょう。京都って、有名人が、なにげにその辺に、いはったりする事って、ありがちなんですよね~。行列の中に、瓢亭のご主人もお見かけしましたし!
時代祭が、朝廷サイドからの視線で構成されているから、新撰組もないのですねぇ。今どきは、もう朝廷だ、幕府だという時代でもないし、グローバルな視点に立って、新撰組も入れてほしいものです。幕末京都といえば、新撰組なくして、語れないじゃないですか~?
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- by zuzu
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